2018年7月7日は七夕で,色々なおもちゃの発売日でもありました。
そんなワクワクする日の午前6時30分,ついに待望のゾイドワイルドのアニメが始まったわけです。
爽やかなOPが早朝にふさわしく,一日を元気に過ごせそうな予感が早速してきたわけですが,当記事では第1話の感想を,主なあらすじと登場機体を中心にまとめてみることにしましょう!
アニメ第1話のあらすじ
前向きな歌詞に加え,仲間そしてゾイドとの友情あふれるPVに乗せて,ついに始まったゾイドワイルド。
記念すべき1話目のタイトルは,「本能解放!ワイルドライガー」でした。
第1話は,主人公アラシとワイルドライガーの初めての出会いをメインに描く回となります。
ワイルドライガーはいったいどこからやって来て,どうやって主人公を相棒に選ぶのでしょうか。
アニメが始まって早速登場してくるのは主人公のアラシ。
やんちゃなガキンチョ設定です↓
どうしても自分のゾイドが欲しいようで,昆虫系ゾイドの好きなオイルを使ったトラップを張って待つこと少々,野良ゾイドのクワーガが登場してきます!
クワーガの圧倒的サイズに対して,この頼りない網の存在感よ↓
アラシは策士というよりも,ゾイドに対する熱意がハンパないのでしょう(手先な器用な主人公に会いたければ,この次回作となるゾイドワイルドZEROの方を観てください)。
1ヶ月も費やして,捕獲用の落とし穴を掘るほどです。
しかし,好奇心が身体中から溢れ出ていますね。
気になる捕獲結果ですが,上手くいったと思ったら逆にピンチに追い込まれてしまいました。
しかし,そんなときに現れるのがヒーローです↓
ファングタイガー(サーベルタイガー種)が初お目見えです!
「死ぬとこだったな,おまえ。」
そう声をかけてくるのはシュプリーム団に所属するベーコンという方ですが,なんとも言えない良い声しています。
これは重要人物な予感。
ファングタイガーによる一撃で,右前のはさみを折られたクワーガは目の輝きを失って終了です↓
この後,一気に登場人物の数が増えるのですが,ベーコンは「俺のファミリー、シュプリーム団だ」と説明します。
某海賊団を想沸させるような内容ですが,やや人間に対して搭乗者の比率が,これまでのシリーズと比べて高くなっているように感じました。
ゾイドをより身近に感じられたとでも言いましょうか。
この先,しばらくはシュプリーム団の描写となります。
帝王ギャラガーの統制するデスメタル帝国に対抗するレジスタンスという位置づけのシュプリーム団は,時に「ならずもの」と呼ばれ,本当は「ゾイドに乗って世界を旅する冒険家」と呼ばれたいそうです↓
彼らに無事命を救われたアラシですが,村の人たちはゾイドを歓迎していませんでした。
何やら辛い思い出がありそうです。
ここで突如,回想シーンに入りました。
アラシの父はグラキオサウルスが相棒の,職業「ゾイドハンター」。
父とグラキオは昔,村を隕石から救ったこともありましたが,「アラシ,世界は広いぞ,行こうと思えばどこへでも行ける」というセリフを残したまま,再び,家族の元を去っていってしまいました↓
「相棒ゾイドを見つけろ!この星のどこかに必ず,お前の相棒はいる。」
セリフの余韻がすごく印象的でした。
さて,そんな中,ワイルドライガーに出会ったアラシですが,空気を震わせる咆哮が相棒足る確信を抱かせます↓
拒絶されても何度も何度もライガーの心のドアを叩き続けるアラシですが,今立っているところは,破壊と支配の美学がコダマする,泣く子も黙るデスメタル帝国に攻撃されている戦場です。
「ちょっとあんたら,人を無視してんじゃないわよ,デスるぞごるぁ!」
今回のゾイドワイルドに出てくる敵さんですが,なぜかみな上半身裸で,鬼っぽい風貌(どことなく北斗の拳の敵っぽい)をしています↓
敵による生け捕り攻撃により,ひたすら電気ショックを受け続けることになってしまうワイルドライガーが痛ましかったです↓
ですが,ここで心に響く言葉は,
心を開けばゾイドは絶対に答える。
お前の相棒になりたいという気持ちを伝えて見せろ,全力でな!
であり,ついにその祈りは届きます。
本作ではゾイドと人間が深い絆で結ばれると,その証であるゾイドキーを手にすることになり,アラシが手にした瞬間がこうです↓
さぁ,絶体絶命のピンチを切り開くお仕置きタイムの始まりだ!
いざ「本能解放(ワイルドブラスト)」↓
早速示した主人公補正で,ワイルドライガーはゾイドの王とも呼ばれる伝説のライオン種でしたので,デスメタル帝国の敵さんたちは一瞬で切り刻まれていました。
第1話に登場した機体
ゾイドワイルド第1話でPick Upされた登場機体をまとめましょう!
クワーガ(クワガタムシ種)
7月と言えば,山でミヤマクワガタが取れる時期です。
クワガタはオスでボリューミーでないとと思う私ですが,クワーガの岩を持ち上げるパワーは凄かったように感じます。
そして,街灯採集ではないですが,ひっくり返った様子は気持ち悪かったですね↓
アニメ版のクワーガがこれだけリアルに描写されていることに驚きます。
製品版のクワーガは以下の記事を参照してください↓
ファングタイガー(サーベルタイガー種)
シュプリーム団の隊長ベーコンの相棒と言えば,このファングタイガーです。
サーベルタイガーといえばなんとなく帝国軍の印象が強いですが,このゾイドはカラーが黄色で,子どもたちから絶大な人気を誇ります。
アニメ第1話では機敏に駆け回り,その強さを早速披露してくれました。
製品レビューは以下の記事をどうぞ↓
グラキオサウルス(ブラキオサウルス種)
グラキオサウルスですが,とにかく巨大なゾイドです。
相棒にできる人の数はあまり多くないようで,アラシの父の他,シュプリーム団の搭乗者であるクロアメさんにいたっては人間ではない感じがします。
ところで,シュプリーム団の中でアラシの父が乗るグラキオを目撃したメンバーはいないようでした。
製品版の迫力も物凄く,是非以下のレビューをお読みください↓
ワイルドライガー(ライオン種)
第1話はワイルドライガーを捜索する会になりました。
1機で帝国軍のゾイド100体を仕留めて逃げ出してきた実力はいかほどのものなのか,これからの活躍が楽しみです。
流石の主人公機ということで,1番人気であることに疑いはないでしょう。
私も一番好きなキットになりました↓
ラプトール(ヴェロキラプトル種)
奇襲攻撃が得意そうなラプトールですが,搭乗者が量産型の形をしているところから判断すると,なんとなくショッカー的な位置づけになるのかもしれません。
ワイルドライガーがワイルドブラストする前に瞬殺されてましたし。
とはいえ,帝国軍にふさわしいエッジの利いたデザインで,愛くるしさも感じられます↓
まとめ
以上,ゾイドワイルドのアニメ第1話の感想と登場機体のまとめでした。
早速,味方側の主要人物が数多く登場してきた他,機体数も5つ以上が登場し,今後に大いに期待できる出だし回だったように感じました。
ワイルドライガーが本能解放した際,アラシの声色や表情が劇的に変化するギャップに,ただならぬ名作の雰囲気を感じられたのも嬉しかったです。
とりあえず,デスメタル帝国はパッと見,弱そうでしたが,次回は本気で襲ってくるということで楽しみに取っておきましょう。
第2話のレビューはこちらです↓
最後までお読みいただきありがとうございました。