今回は,ゾイドワイルドの8作目(ZW08)にして初の大型ゾイドである『グラキオサウルス』のレビューに参りましょう。
アニメでは主人公アラシの父であるイカズチ,シュプリーム団で謎に満ちたクロアメが相棒とするゾイドになります(クロアメの正体がイカズチなんてことはないでしょうが)。
パッケージを見れば自然と伝わるグラキオサウルスの巨大さ,さらに開封したときにちらっと見えてしまった圧倒的なパーツ量は,大型ゾイドにふさわしい満足感を購入者全員にもれなく与えてくれることでしょう。
グラキオサウルスとは
やはり,大型ゾイドは箱の段階で違いますね。
中型ゾイドであるガノンタスと小型のクワーガでは,これほどの差になります。
さて,公開されているグラキオサウルスの設定データの方を見ますと,
- 名称:ZW08グラキオサウルス【ブラキオサウルス種】
- 機体説明:ハンマー上の首を叩きつける攻撃や,巨体を活かして物資の輸送を行う大型ゾイド。本能解放すると,巨大な「ハンマーボーン」が頭部と一体化し,あらゆるものを叩き潰す。その威力は,敵ゾイドもろとも周囲の地面を粉砕するほどである。
- 本能解放技名:グランドハンマー
- 発掘地域:ワイルド大陸 密林地帯
上記のようになっています。
アタックとディフェンス,そしてスタミナの数値が10と,誰もが羨む能力です。
CMでグラキオサウルスのワイルドブラスト(グランドハンマー)のインパクトはすでに視聴済みですし,アニメでも,村を襲った隕石を粉砕するほどの力を持ったゾイドですから,かなり強そうです。
とはいえ,遠距離攻撃できそうな武器はないので,肉弾戦が主体となるかもしくは,輸送メインで,ピンチの時の起死回生の一撃を放てるといったところでしょうか。
それでは,いよいよ組み立ての方始めていきますが,この段階で気づいたこととして1つ。
大型ゾイドは中型ゾイド(単4電池で駆動)と異なり,単3電池を2本使うみたいです!
セット内容
パッケージをあらためて見ますと,ワイルドライガーやカブターが写っていることがわかります。
遠近法の効果を考慮してもやっぱり小さく見えてしまいますね。
なお,但し書きには「ZW01のワイルドライガーとZW03のカブターは別売りです」とありました。
グラキオサウルスのセット内容ですが,以下の通りです↓↓
- 復元の書
- パックS
- メカユニット
- 発掘パックA・B
パックのSは少量,発掘パックBもまぁ一つ一つのパーツが大きいくらいで量的には普通なのですが,発掘パックAの量は明らかにやばそうです。
発掘パックの中からは,さらに4つの袋が飛び出てきました!
動力部もペットボトルサイズと来たもんだ↓↓
作りごたえは大いにありそうですね。
それでは,ストップウォッチ片手に発掘・復元を開始しましょう!!
組み立てレビュー
パックSを開封してみましたが,キャップの色がきれいですね。
あとはライダーがほぼ直立(笑)
これまでのゾイドワイルドシリーズに入っていたライダーフィギュアの種類は全部で3つとなりました。
見よ,このライダーの進化を!!
なお,すごい時間がかかるかと思っていたのも杞憂に終わるかもしれません。
組み立て自体はでっかいパーツにでっかいパーツを乗っけたりするので,意外とサクサク行くかもしれない。
大きいので,パーツが組みやすいという特徴があります。
小型ゾイドより大型ゾイドの方が子どもに向いているかも!
取扱説明書の5~7番の注意点ですが,パーツをしっかりはめ込むことと,以下の画像にあるように,穴に敢えて突起部を入れないことに留意しましょう。
まるで小型ゾイドを思わせるようなパーツは尻尾の一部です。
化石感がハンパないですね。
ここで小さなパーツA9が出現。
おそらく最小のパーツでしょう,目とかキャップに近いサイズです。
今回のグラキオサウルスの組み立てで最も難所は13番でしょう。
2つの部分を下と横から合わせます。
他にうっかりしやすそうなところとしては,15・16番の足パーツの区別ですね。
ホースみたいなのが付いている方が後ろ足です。
パーツが大きいので確かに作りやすいですが,パーツ数が多く,色々なところに注意書きがあるので,しっかりとくみ上げて動かすためには,細かいところにも注意しないといけません。
それもまた,大型ゾイド足る宿命でしょうか。
ですが,思っていたよりも全くもって簡単に,骨格形態の復元まで完了したのは事実。
時間はわずか13分25秒でここまで来ました!
存在感がすごい。。
まだ,この時点で電池は入れません。
さて,次は外装アーマーを装着します。
発掘パックBからは2つの袋が飛び出してきました。
爪痕が1本と2本で違います。
こんな細かなところにもメーカーのこだわりが込められているのは流石。
なお,尻尾の外装ですが,尻尾上にある4つの穴に3つのパーツをはめ込みます。
カチっと言わないですし,しっかりハマった感じもしないので,力を込めすぎないようご注意ください。
ハンマーっぽいアーマーですね。
このパーツの裏にもLRの表記があります。
グランドハンマーの差し込みは,やや力を込めました。
気持ちよく入った感じはありませんでした。
さぁ,そしてここで苦手な目の組み立てが来ました!!
身構えましたが,方向が決まっていてわかりやすく,すんなりいけました!!
ライダーはスっと乗り込みます↓↓
そして,胴体をひっくり返して,単3電池を2本入れたら,グラキオサウルスの完成です!
25分32秒,完全に形態復元が完了しました!
そして,電源をonにして歩かせてみますが,グランドハンマーはやはりすごい!!
何歩か歩くと,グラキオは動きを止め,突然顔がハンマーに変わります。
そして,振り下ろす!!
かなりの勢いで,カーンと良い音しますよ!!
歩く動きも滑らかで,安定感もハンパありません。
グラキオサウルスのレビューまとめ
以上,ゾイドワイルドより,ZW08グラキオサウルスの発売当日レビューでした!
『初の大型ゾイドの組み立てに挑戦』ということで,緊張していましたが,思った以上に時間がかからずに組み立てられ,出来上がりの存在感は所有欲を満たしてくれた良作ゾイドでした。
レビューした感想として,パーツ自体は割れはしないものの,しっかりと抑え込むための力が要るのは一つ注意点ですかね。
大量にパーツが詰まっていた発掘パックAですが,しっぽなどのギザギザ系パーツとか,灰色のパーツ群とか,でっかめのパーツ群などと,袋ごとにまとまっていてわかりやすかったです。
ワイルドブラストして,また,その状態から元に戻り,しばらくして再びグランドハンマー・・・といった具合に,何度も本能解放のギミックが見られるのがとても楽しかったです。
評判のワイルドライガーですが,一度ワイルドブラストしてタテガミをシャキーンとやってしまうと,手動で戻さない限りは,キングオブクローは一度しか見られないのが残念という口コミも見受けられましたから(もっとも,設定的には,一度タテガミをおろしたら,相手が倒れるまでその状態で戦うことになるわけですから,ギミックとしてはそれでいいのでしょうが)。
といった意味で,大変満足しています。
なんだか大変そうと敬遠している方は,是非購入してみてはいかがでしょうか。
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最後までお読みいただきありがとうございました!!