今回は2019年1月26日に発売になったファングタイガーのレビューの方していきましょう!
アニメゾイドワイルドでは初期からずっと出ていたにもかかわらず、クリスマス前にも発売されなかったある意味『隠し兵器』的なサーベルタイガー種である本機ですが、ワイルドライガーの横に並べるにはぴったりですね!
同時期に発売されたスパイデスも後にレビューしましたが、やはりこちらのファングタイガーからまずは開封してみたい魅力がありました。
機体紹介
名称:ZW19 ファングタイガー【サーベルタイガー種】
本能解放技名:虎振(とらぶり)
発掘地域:ワイルド大陸 砂漠地帯
機体説明:パワーとスピードを活かした単騎戦闘が得意なゾイド。1000体のゾイドを相手に闘いきるパワーを持っていると言われている。本能解放すると2本の巨大な牙ツインドファングをむき出しにして、低く構えた姿勢から前方に振り下ろし、敵を切断する。
すべての能力値が平均かそれ以上で、バランス型の勇者的強さ(ある意味最強)を誇るファングタイガーの通り名は『閃光の千体斬り』。
電気を操り、稲妻を発生させたり牙で感電させる技が強力,という設定はボディーカラーのイエローと合っています。
セット内容は以下の通り↓↓
- 復元の書
- パックS
- メカユニット
- WBユニット
- 発掘パックAとB
小型ゾイドだとやや物足りなく、大型ゾイドだとちょっと作るのに覚悟が必要ですが、中型ゾイドはほどよい難易度で、組みあがりも持ち運びやすいサイズですので、すべてのお子様におすすめです!
ゾイドワイルドのアニメのおかげで(?)ゾイド自体の人気も高まってきているということで、長い間在庫なしの機体も出てきてしまっていますが、是非集められるうちに欲しいゾイドはストックしておきましょう!
最近ではデスレックスの在庫も復活しています。
組み立て手順
電池は単4が別途必要です。
メカユニットは他の中型ゾイドと同じやつっぽいですね。
今回のWBユニットでは,以下の時限爆弾の発火装置みたいな部品が、『結構がっしりとしていてシャキーン』といった動作につながりそうです(わかりにくい表現ですみません)。
今回の組み立てでは、手順7の取付け穴の場所に注意ですね。
外ではなく、内側にあるくぼみに突起を挿し込むのですが、A9ではなくA8のパーツの取り付け方をよく見て組み立てるといいかもしれません。
どこかで見たようなパーツが多いので、他のゾイドの組み立て経験値はモノを言います。
そして、牙のどう猛さとグリーンのキャップが真新しくて良いですね!
サーベルタイガーの特徴がとにかくこの牙によく表れています!
なお、前足はひっかきやすいように(?)長めで、後ろ足は短めです↓↓
久しぶりの組み立てでしたが、11分32秒で骨格形態の復元まで完了。
スリムでかっこいいです。
頭を上げることで刃がロックされるところはワイルドライガーでレビューしたものと同じですね。
とはいえ、ツインドファングはボリューミーですので、より安定感がありかつソフトな感じで本能解放されます。
それでは続けて採掘パックBの装甲を取り付けていきましょう!
ゾイドによってはこのアーマー部品が少ないものもありますが、ファングタイガーはほどよく用意されている感があります。
右下に見えるのが頭部パーツですね、トラっぽさが出ています。
クジャクの尻尾というかトサカっぽいパーツと、
古代遺跡の太陽を思わせる、ピッタリとハマった脚部パーツがお気に入りです。
ワイルドライガーと比べると高さも出て、より丸っこく愛らしいファングタイガーの完成です!
時間にして20分弱でしたが、やはりこのくらいがストレスなく、ほどよい組み感が得られるのではないでしょうか!
ワイルドブラストすると、ツインドファングを格納する外装アーマーである『パンテラアーマー』が開きます。
前からみた顔立ちもとても凛々しくて良い感じではないでしょうか?
前から見たときの顔がある意味ゾイドの弱点だったりしますので、ファングタイガーはその点うまく仕上がっていますよ。
最後に、タカラトミー公式の『組み立てサポート動画』も載せておきますので、是非参考にしてみてくださいね。
アニメでの活躍シーン(ネタバレ注意)
ファングタイガーはレギュラー要因になるかと思いきや,かなり重要な局面での出撃ということで,ひょっとするとラプトールより出番は少なかったのかもしれません。
が,ベーコンがタイガーと現れるときは,ほぼ決まってアラシが窮地に陥っているときであり,父であるイカズチさんよりむしろアラシを守っています(もちろんシュプリーム団の仲間のためにも身を投げ出します)。
主な登場回は,1話・3話・13話・50話で,最初の2つはアラシのゾイド乗りとしてのきっかけになった回,そして後半の2話はデスレックスと対峙するシーンです。
中でも抜群に衝撃だったのは13話。
アラシをかばいながらデスレックスに捨て身で挑んでいきました。
「アラシに伝えときな。またどこかで会おうってな」
重傷を負ったベーコンは覚悟を決めます。
ここでみせたのが,禁断の『本能極限解放』!
アーマーを脱ぎ捨ててさらに高速化した反面,バーサーカーのような暴走状態と化し,タイガーも自分自身が誰かすらわからなくなってしまいました。
物語が進むにつれて明かされる,ギャラガーとベーコンの過去。
最終決戦の場にいたのは,ファングタイガー・覚醒ライガー・デスレックスの3体でした(プラスでちょっとギルラプター)。
是非dアニメストアで全話観てください!
ゾイドワイルドをdアニメストアで観る!
まとめ
以上、ゾイドワイルド19作目となるファングタイガーのレビューでした。
電気を操る設定とネコ科の獣を思わせるイエローカラーがしっくりと来ますし、前から見た顔立ちと全体的にコロッとしたフォルムに愛くるしさを感じるゾイドでした。
もちろんアニメの世界ではシュプリーム団のベーコンが乗りこなす愛機ということで、その能力は申し分なく、ワイルドライガーと並べても確かによく映えるように思います↓↓
ムービングキット化するまでにやや待たされた感があるゾイドなだけに、欲しい今が買い時です↓↓
最後までお読みいただき、ありがとうございました。