今回レビューするのは,バービーやウノで有名なマテル社の「バウンス・オフ」というおもちゃです。
対象年齢は7歳以上と比較的高めに設定されていますが,手先の器用さや多少の戦略性をゲーム内に持ち込む場合,確かにそのくらいの年齢になっていないと理解できません。
とはいえ,基本的なルールは非常に単純なものなので,遊ぶだけであれば5歳くらいの子どもでも遊ぶことができるように思います。
本記事では,バウンス・オフの遊び方を中心にまとめてみることにしましょう。
バウンス・オフとは
- 発売元:マテルゲーム
- 対象年齢:7歳以上
- プレイ人数:2~4人
- プレイ時間:15分
- 発売年:2016年
バービーで有名なマテル社が出した知的ゲームと言えば,当サイトでもウノアタックやブロックスなどを前にレビューしましたが,今回紹介するバウンス・オフも,なかなかのヒット作となっており,Amazonのレビューランキングでも,たえず上位につけていました(2018年調べ)。
先述の通り,バウンス・オフはルールが単純明快で,勝敗がつくまでにほとんど時間がかからないこともあって,大人と子どもが気軽に楽しめるところが大きな魅力です。
1ゲームだけなら5分程度で終わることもあります。
まずは大まかに遊び方を理解しておきましょう↓↓
カードを引き,それと同じ形を作るだけの簡単ルールであることがわかっていただけましたでしょうか。
「1回以上バウンドさせる。」ということがルールらしい決まりごとです。
ただし,難しい形を作る場合はすぐに相手に邪魔されてしまい,長期戦になることも多々ありますし,簡単な形を狙うにしても,誰にでも勝てる要素があるだけに確実に勝つのは難しくなります。
また,大人でも狙った場所にピンポイントでボールを投げ入れることは難しいので,中々に白熱することは確かで,上の動画のような罰ゲームが課されるということであればなおさらです。
それでは実際のバウンスオフを使って,遊び方についてもう少し詳しくみていくことにしましょう!
バウンス・オフの遊び方
ほとんどの素材がプラスチックでできてるので,箱全体としてはすごく軽いです。
バウンス・オフのセット内容は以下の通りとなります↓↓
- ボール16個
- ボールホルダー4個
- カード9枚
- トレー1枚
- 取扱説明書
ボールは黄色いのが8個と青いのが8個の計16個で,4人で遊ぶ時は同色のボールを4つ,各自が持つようにしますが,4人の場合,同色の2チームに分かれて戦っても,個人戦でも構いません。
続けてカードですが,ボール4つから構成される簡単めのイエローカードと,ボール5つからできている難度が高めのブルーカードの2種類があります↓↓
裏返したカードの1枚をプレイヤーの誰かが引き,誰もがその形の完成を目指します。
混乱しがちですが,カードの縁の色とボールの色は関係ありません。
なお,ブルーカードはそもそも作るのが本当に難しいですが,イエローカードのこんな簡単そうな形であっても,やってみると中々簡単には作れないものです↓↓
例えば,以下のような形となって黄色がリーチになったケースをみてみましょう↓↓
後1つ入れば黄色の勝利ですが,手番は青色です。
もちろん邪魔しにいきます↓↓
うまくいきましたが,ボールのバウンドがなんとなく不規則な感じがして,特に中央部分へのコントロールが難しいです。
またボールの素材はピンポン玉と異なり,強く地面にぶつけてもぺシャンとはならないのでご安心ください。
なお,以下のような乗り方をした際を含め,うまく入らなかった場合はやり直しになります↓↓
あくまで,1ターンで確実に1つのボールが増えることが大切です。
また,投げるボールが無くなった際は,同じ色のボールを1つ取って新しく投げるようにします。
遊び方については取扱説明書に載っているもので遊ぶのが基本ですが,独自ルールの設定を公式がおすすめしているので,創造力に満ちた子どもに任せて決めてもらってもよいでしょう。
次章でもいくつか独自ルールを紹介しているので参考にしてください。
一応,失くした方のために,取り扱い説明書の内容を載せておきます↓↓
なお,カードを3枚得たチームまたは個人が勝者です。
なお,1人1回ずつ時計回りに礼儀正しく投げ入れるのが普通ですが,みんなで同時に遊ぶこともでき,その場合はとにかくスピード勝負になります。
わが家で挑戦した時はまるで運動会の球入れっぽくなり,テーブルがカオスな状態になりました(笑)
バウンス・オフの独自ルール
本章では,Amazonのレビューに載っていた独自ルールについてまとめてみましょう。
- 多くその形を作った方が勝ち
- 乗ったら下の玉とチェンジできる
- 負けたら食器の片付け
- 習熟度によって,投げる位置でハンデを付ける
- 邪魔な相手の球を一度だけ排除できる
- 1方向からしか狙えないようにする
- 入れてはいけない位置を決める
- 目並べならぬ三目並べ
- 負けている側は1回につき2投できる
- 先に揃えたら負け
- 2バウンドで入れる
- 自分の手前1列は使えない
- 直接投げ入れOK
- 地面にクリアファイルなど置いて妨害
- 利き手以外を使う
- プレイヤーに辺ではなく角が向くように配置する
- 同色がつながった最大辺の長さを競う
トランプの大貧民やウノでもそうですが,独自ルールは共通認識のある独自ルールというのは大変楽しいものです。
2では乗っかったボールすらゲームにチャンスに変わりますし,強い人がいる場合はハンデと称して6や11,15あたりのルールを課してみましょう。
また3のような罰ゲームや報酬が白熱度を高めるので,3を筆頭に何かしら考えてみることをおすすめします。
いずれにせよ,実に色々な遊び方をみなさんしているようですね。
まとめ
バウンドさせるといえば,スーパーボールがすぐに頭に浮かびますが,非常にクセになる中毒性があるように思われます。
ちなみにバウンス・オフに付属のピンポン玉は,力の入れ具合で跳ねる大きさを調節するのが意外に難しく,とんでもない距離を跳ねさせてしまうこともしばしばでした。
そんな失敗が続く中,子どもの一投が運命を決めるときもあり,何より楽しそうにやっていたので買って良かったです。
最後にいくつか紹介しましたが,各家庭での独自ルールが面白さのカギなので,是非,色々と考案してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。