今回は以前レビューしたギルラプターの色違いとなる「指揮官機」のレビューの方,させていただきます。
ゾイドワイルドの組み立てキットとしては22作目になる本機ですが,9作目の通常機と比較してどのような違いがあるのでしょうか。
加えて,ディノニクス種の格好良さの方,再確認していくことにしましょう!
指揮官機のデータ
- 名称:ZW22ギルラプター(指揮官機)【ディノニクス種】
- 説明:バネ性能に優れた脚と,背中のジェットブースターによる高速移動を得意とする中型ゾイド。脚の大きな鉤爪と,本能解放して出現する第三の鉤爪「ウイングショーテル」で敵ゾイドを切り刻む。紫銀色に輝く骨格は珍しく,高硬度である為,主に指揮官機として使用される
- 本能解放技名:真・瞬撃殺
- 発掘地域:ワイルド大陸高山地帯
赤色の部分が,通常のギルラプターとの相違点です。
能力値的には,アタックとIQそしてディフェンス力がより高くなっていますね。
セット内容は中型ゾイドのもので,通常版とも量的に変わりません。
とはいえ,内袋の外からでもわかるのは紫と黒の凶悪感でしょうか↓↓
今回は,通常版を横に置きながら組み立てていくことにします。
ギルラプターの比較
パッケージはこのような感じ。
ラプトールを引き連れて,強そうなギルラプターが先陣を切っています。
カラーリングは紫と黄と黒で,高級感があって強そうです↓↓
今回は特に組み立て時間などを測らず,ところどころ立ち止まって比べていくことにしますが,胴体部分だけでも黒ベースと紫ベースでこれだけ印象が違います。
この胴体にイエローパーツを付けていきますが,組みあがった様子はまるで深海魚でしょうか↓↓
Zキャップの赤色と相まって,大変に凶悪な顔をしています。
これに手と脚を付けたら,骨格形態の復元が完了です↓↓
口を大きく開くと,「あー,帝国軍のゾイドだなぁ。」と感じます。
このとき動作確認も済ませましたが,覚醒ワイルドライガーのときと異なり,動作速度がアップするようなことはありませんでした。
とはいえ,そもそも通常機のカラーリングがすでにパール仕様のような見た目だったので,モーター自体も初期の段階から高性能なモーターが積んであったということなのでしょう(つまるところ,ZW01のワイルドライガーのみが貧弱な電源部でした)。
しかし,改めて動きを見直しましたが,ギルラプターの動きはスマートで良いですね!
通常版の時点で,ほぼ完成されたゾイドだというのは確かでしょう。
後半はアーマーの取り付けを行います。
装甲パーツはマット仕様で,覚醒ワイルドライガーのブラックと同じ上品な色です(通常のギルラプターも同じ色です)。
パーツ自体の形はすべて通常機と同じ。
完全形態を復元した様子がこちらになります↓↓
カッコいいですね!
ゾイドワイルドの色使いですが,1体だけ出すなら無難なカラーリングで仕上げてしまうのが良いのでしょうが,わかりやすく違う感を出すには,思い切った色使いの方が良いのだと思います。
個性が際立つと言いますか,これじゃないといけないレベルです。
今回の指揮官機,ネットショップの商品紹介の画像では,「なんとなく苦手かも。」といった印象を持っていたのですが,実際手にしてみると,マットな色の質感のおかげか,大変落ち着いていて上品な色合いで気に入りました。
並べてみましたが,みなさまはどちらの方が好みでしょうか↓↓
ギルラプターのカスタム例
最後はおまけのコーナーです。
まずはゾイドアプリのフレームに入れて撮ってみた様子がこちら↓↓
スマホゲームだと「レアパープル」という説明も見受けられましたが,完成されたカッコよさがありますね。
ここではさらなる探求の道に進みましょう。
通常版と指揮官機のパーツが同じということは,カスタマイズし放題ということにもなりますので,ここからはいくつかバリエーションをお楽しみください。
まずはギルラプタージェット(名前は管理人が勝手につけています)↓↓
全身マットブラックのせいでサイボーグのような,やたらと堅そうな見た目になります。
残ったパーツを指揮官機に取り付けてみると,これはこれで別個体ができました↓↓
なんかこんな色合いのミニ四駆ありませんでしたっけ。
ちなみに私の家のギル様は,こんな感じになりました↓↓
ブラックをベースに,シルバーのZキャップとイエローのウイングショーテルが映えるギルラプタークレッセント(三日月っぽかったので)です。
まとめ
以上,ギルラプター指揮官機のレビューになります。
通常機との違いはカラーバリエーションだけにすぎませんでしたが,逆にその類似点を生かして,双子コーデじゃないですけど,自分だけのオリジナル機体を作成できて楽しいです。
ゾイドワイルドのムービングキットを初めて見た子どもは,「レゴみたい!」と声を揃えて言うのですが,それは確かに的を得ていて,今回のようなカスタマイズはまさにレゴ的なものでしょう。
皆さまも是非,自分だけのオリジナルギルラプターを作ってみてはいかがでしょうか。
指揮官機と通常機があれば改造なしで,簡単に作れちゃいますよ!!
最後までお読みいただきありがとうございました。