前回レビューしたグソックとは打って変わって,今回レビューする『ステゴゼーゲ』は,ゾイドワイルドの同じ第4段(4WAVE)でありながらもL型の大型ゾイドです(サイズ的にはグラキオサウルスがXL型で最大)。
小型ゾイド作成からの大型ゾイド,発売日翌日のレビューとなってしまいましたが,どんなワイルドブラストをみせてくれるのか期待しながら参りましょう!
ステゴゼーゲの特徴
機体名称:ZW14 ステゴゼーゲ【ステゴサウルス種】
本能解放:15の夜(ナイフオブフィフティーン)
発掘地域:ワイルド大陸 密林地帯
機体説明:首から尻尾にかけて立つノコギリ刃を使った切り裂き攻撃を得意とする大型ゾイド。テールスパイクを振り回し,相手に突き刺すこともある。本能を解放すると赤熱したボーンソーを左右に倒し巨大なノコギリと化した身体で,周りにいるゾイドを切りつけながら攻撃する。
通称『赤熱の羅列剣』と呼ばれるステゴゼーゲ。
これだけ聞くと正義のヒーローの線もあるのですが,実際は自身の身体を巨大チェーンソーと化して激走するゾイドなので,存在そのものが危ないやつです。
本能解放名が尾崎豊チックなんですが,但し書きが『ナイト』ではなく『ナイフ』となっているのはさらに意味不明ですが,単なる誤植なのでしょうか意図的なものなのでしょうか。
とっても切れる刃を持っているのでアタックは9と高めですが,驚異的なのがスタミナの10です(どこら辺にその要素があるのかわかりませんが。溜まっているアニメも見ないといけませんね)。
まとめると,チェーンソーを振りかざして無限の体力でずっと追っかけてくるゾイドと言えるでしょう。
・・・ジェイソン張りの悪夢でしかありませんね。
セット内容
デスメタル帝国っぽい感じが出ているパッケージ。
刺々していて牙がギザギザだったら大体帝国軍。
ステゴゼーゲのセット内容ですが,以下の通り↓↓
- 復元の書
- Sパック
- 発掘パックA・B
- WB(ワイルドブラスト)ユニット
- メカユニット
WBユニットには一部すでに刃が装着されています。
もしこれがすべて銀メッキだったら・・・ちょっと下品すぎますかね。
今回も単3電池は別売ですのでご注意ください(クリスマスが近いからか,タカラトミーモールの方では電池付きセットが売っていて,ポイント還元やクーポンの併用を考えると,通常版よりもむしろお得だったりすることも)。
それでは,ストップウォッチ片手に組み立て開始です!
組み立て手順
組み立てサポート動画も出ていますので,上記の動画を観る方は,この章の内容はすべて飛ばしていただいて構いません。
大型ゾイドの組み立てですので,採掘パックのB以外をまず開封していきましょうか。
Aパックは4つの小袋に分かれていますのでなんとなく固めて置いておきますが,全体的にわかりやすい形をしたパーツが多いですね!
ゾイドワイルドが発売される前までは,こういうパーツが全てランナーにくっついていたわけですから,ほんと楽に組み立てられることに感謝です。
今回はS2パーツとS3パーツの形が左右で異なります。
突起が付いている方が右側なので注意しましょう!
3つ目の手順でいきなりこんなにボリューミーに!
ディメトロドンの頭を昔作った時うまく組めていないことに気づかず,出来上がりの頭部が垂れ下がっていた苦い思い出が浮かんできました(はめ直すの結構大変なんですよね)。
しっかり引き出してくみ上げてくださいね!
巨大なパーツをくっつけたらロックするパーツが続くのはお決まり。
前足と後ろ足は微妙に形が違います。
とはいえ間違った脚の場合,そもそも穴にはまらなかったり,キャップが付けられなくなるようにできているので,間違って組み立ててしまうことはありません。
尻尾がないと残念なステゴゼーゲさん。
こやつは尻尾でバランスを取りながら歩くタイプのゾイドですね。
昆虫界においてもハエとかハチにもバランサーというものが胴体にくっついていて,そこが損傷すると正常に飛べなくなったりします。
尻尾を付けて見事バランスが取れました。
今回は骨格形態復元で発掘パックBも使います(珍しくないですか)。
パーツを倒して乗っけて,戻して固定。
これまでのゾイドワイルドの機体になかった取り付け方です。
今回は全体的にRやLの刻印を確認する作業が多いですね。
のわりに,手順32では「裏側にLの刻印があります」といった表記がないんですね(折角刻印されているのに)↓↓
21分で骨格形態の復元完了です。
恐竜の化石って,みているだけでテンション上がってきます。
カルボーンというお菓子,昔よく食べてたなぁ。
結局採掘パックBのパーツはさっきの1対のみ使用し,残りの緑パーツはアーマーとして使うので合っているようですね。
その前に,ここで動作確認が入ります。
これはまた,面白く動きますねぇ(笑)
それでは外装の取り付けに入りましょう!
細長い背骨に取り付けるパーツは,端の突起部分から2つとも入れるようにして,最後に真ん中のやつを入れる順番で組むと楽ですね。
今回の眼も簡単に取り付けられて一安心。
25分で完成!!
今回のライダーさんはちょこんと乗っけるだけで簡単です。
前から見ると,こんな感じ↓↓
カエルっぽい?
背中側は頼れる男のそれです↓↓
動作ギミックについてですが,10歩くらい歩くと停止して,チェーンソー状態になります!
ゴリゴリゴリ!!
本物のチェーンソー張りにグルグル回るともっと面白かったのかもしれませんが,横にドンと広がる動きは見ごたえがあります。
ノッソノッソ歩くのも安定していて流石大型ゾイド,貫録を漂わせます。
昔のゾイドのように『倒れなくする棒のようなもの』が脚底に付いているわけでもなく,ちょこんとした前足がしっかり上がって走行するので大変リアルです(後ろ足に関してはやや引きずっている感がありますが)。
仕上げにゾイドワイルドのアプリを使ってパチリ!
まとめ
以上,ゾイドワイルドから14作目となるステゴゼーゲのレビューでした。
横から見ても後ろから見てもさまになり,貫禄ある安定した動きで,「恐竜とはこういうものだ」と教えてくるようなゾイドです。
組み立てとしては,左右の違いについて特に注意する以外は,パーツも大きくて組みやすかったです(背びれのところだけは特に注意してください)。
次作ではついにデスメタル帝国軍のXL型ゾイド,デスレックスが満を持して登場しますね!
タカラトミー様の方で,新しいZキャップとステッカーの方いただいたので,次のレビューでは是非とも使わせていただきます!
なお,今回のステゴゼーゲ購入は,楽天のタカラトミー公式サイトで行いました↓↓
デスレックスが控えていますが,良い敵キャラとして遊べますので購入したい方はどうぞ!