今回ゾイドワイルドの24作目となる
『パキケドス』
を発売日に買ってきました。
とにかく頭に付いた飾り物に目が行くパキケドスですが,その姿形も好みな感じで,組み立てる前からテンションが上がっています。
いったいどんな感じに組みあがるのでしょう,最速でレビューの方していきましょう!
機体の紹介
名称:ZW24 パキケドス【パキケファロサウルス種】
機体説明:跳躍力に優れ,頭突き攻撃を得意とする中型ゾイド。頭部から背骨にかけて伸縮可能な骨「スプリングボーン」を内蔵しており,本能解放後,力を貯めて放つ連続頭突き「弾丸鈍破」はゾイドの硬いアーマーをも砕く。後ろ脚,尻尾にも伸縮式の骨を持っており,軽快に走り回ることができる。音や物理的な刺激によってすぐに興奮状態になり,一度走り出すとなかなか止まれない。素早く行動する為にアーマー装備は最小限であり,後方からの攻撃には弱い(メーカーHPより引用)。
本能解放技名:弾丸鈍破
発掘地域:ワイルド大陸 平原地帯
その頭にばかり注目してしまっていましたが,実は骨格にも大きな特徴があるんですね。
スプリングボーンは「バネの骨」ということで,何やら頭の王冠と連動して,勢いよく飛び出していきそうな雰囲気。
このスプリングは脚にも存在するとのことで,俊敏に動き回る際にも役立つそう。
いずれにせよ,機体説明から読み取れるのは,猪突猛進型の素直なゾイドだということで,すぐに興奮して走り出しちゃうあたり,ややトラブルメーカー的なにおいもありますね(笑)。
開封した際,発掘パックB(いわゆるアーマーパーツ)がスッカスカなことに気づいたのですが,それは素早く行動するためだということで納得。
旧作のライガーゼロなども,ピンチに陥った際,装甲を全て脱ぎ捨てた素体の状態でスピード勝負に持ち込んでいましたし,見た目すごく強そうなパンツァーは逆に装甲をつけすぎてたために物語的にはイマイチ活躍できず,『持ち味』といったものの重要性を再認識させられたのを思い出しました↓↓
話をパキケドスに戻しましょう。
このゾイドの通り名は『突撃跳躍竜』であり,パキケファロサウルス種というのは石頭恐竜として有名です。
カンガルーの決闘のように,この恐竜も仲間内で頭突きをしあって優劣を決めたり,挨拶代わりとして友情を深めるのに使ったのでしょうか。
アニメでの活躍
パキケドスの活躍をアニメで確認したければ,31話と47話がおすすめです。
もっとも47話はデスメタル軍に渡ってしまった後のデスブラストですので,ガーリックが操るパキケドスをみたければ31話一択ですね。
カッポ村に賞金稼ぎが来たときに,本能解放して撃退する様子は圧巻!
「カチ割れ,弾丸鈍破!!」
クワガーもカブターもラプトールも,みーんな一撃(撃退後の一言は切なかったですけど)!
逆にキャビアの操るパキケドスはディメパルサーの援護があったものの,ハンターウルフをも吹き飛ばし,敵に恍惚タイムを与えてしまいましたね。
デスブラスト,ひどい。
商品レビュー
ここからは商品レビューに移ります。
パッケージは敵の砦の門を頭突きで粉砕し,一番乗りしたパキケドスさんといった様子のもの。
アーマーの深い青色がカッコいいです。
セット内容は以下のようになっており,これぞ中型ゾイドといった仕様になっています↓↓
- 復元の書
- パックS
- 発掘パックA・B
- メカユニット
先ほど言ったように,発掘パックBのパーツ数が少ないですが,多ければできあがりがカッコいいかというとそうとも限らないわけですから,ここは目を瞑っておきましょう。
なお,単4形乾電池が別途1本必要です。
それでは復元スタート!
まずは胴体を作りますが,ちょっとスキマが開いてしまっているように感じたパーツ間も,ストッパーを付ければ問題なく閉じます↓↓
尻尾は軽く乗せるだけ,手前に見えているグレーのパーツは噂のスプリングボーンです。
最初,「尻尾にボーンを取り付けてから乗せる方が楽なんじゃ?」と思ったのですが,面白いことに,このボーンを後から取りつけることによって,先に乗せただけの尻尾が見事胴体に固定されてしまいました。
うまく考えて設計されていますね!
ギアパーツだってしっかりありますよ↓↓
そしてこちらは,何やらギミックが仕込まれていそうな,本物のネジが使用された背骨の一部品↓↓
「のせるだけ」という指示が至るところで見受けられます。
背骨部分の組み立ては凝っていて,1つのギミック部を一から組み立てている感じがしますね。
これで一つの大きなパーツみたいです。
今回の難所は17番目のところでしょうか。
「先に組みます」なんていう指示は初めてみました。
ちなみに今だ本体と背の部分のパーツは分かれたままです。
思った以上に頭はスリムな形状でしたが,この2つのどっしりとしたパーツを合わせるときは,「待ってましたー!」とさすがにテンションが高まりましたね。
ちゃんと組み立てられているのか,動作させないことには確かめられないのがやや不安ですが,先に進みます。
このあと手足パーツを付ければ骨格形態が完成です!
あ,24番の手順で,尻尾を持ち上げて,突起を脚パーツの下にすることにご注意を。
開始から15分,骨格形態の復元が完了です。
ぶどう色のキャップがこれまでにない感じを醸し出します。
ここで動作確認をしましたが,すごく軽やかというかスマートに動きますね,このパキケドスは!
さぁ,続けて完全形態まで一気にいきましょう!
残っている装甲パーツはアイパーツは,どちらも自己主張のある色です(下の写真は明るく写りすぎてしまいました)。
取り付けたらどんなふうになるのでしょう。想像力をかきたてられます。
カタツムリみたいなアーマーを取り付けるとだいぶ印象は変わります。
うへー,カッコよい!!
そんなこんなで,完全形態まで復元が完了しました。
全部で17分46秒かかりましたが,なかなかに作り甲斐のあるゾイドだったように感じます。
全体的に細かい指示が多かったので,ちゃんと復元の書を読んで組み立てられるかが問われる工程だったからでしょうか。
ワイルドブラストは,王冠のとげとげを前方に向け,頭を下げたら準備完了。
カカカカカ,ドンッ
カカカカカ,ドンッ
一瞬,「あれ,組み立て間違えた?」と心配になるサウンドを奏でながらも,前方にズドンと繰り出すバンプヘッドを見て,「これで正しかったんだ」と安心しました。
これが弾丸鈍破なんですね!
仕上げに,ゾイドワイルドのアプリでパチリとしておきましょう。
レビューまとめ
以上,ゾイドワイルドの24作目からパキケドスのレビューでした。
背中から頭部にかけてのギミックパーツを作るときは大変興奮しましたし,組み立て手順の注意点の多さは子どもの注意力を育んでくれることでしょう。
Zキャップとアイパーツ,そして何よりアーマーパーツの色合いは渋いカッコよさを引き出してくれました。
本能解放時のギミックは,引っかかっているような音にびっくりさせられましたが,動作はおおむね快調です。
敢えて言わせてもらえば,もう少し頭突きのインパクトが欲しかったかなぁと思います。
ゾイドワイルド自体,スリムなカッコよさをウリにしているからか,こういった武骨なギミックの演出はややもの足りない傾向にあり,これならいっそ大型ゾイドに搭載した方が面白かったのではないでしょうか。
それこそデスレックスくらいの頭部サイズでこのギミックをされた暁には・・・ワクワクしてきますよね?!
とはいえ,前から見た姿もカッコよく,見た目はこれまでで最高クラスのように感じます。
弱点とされる後ろ側から見ると,メカメカしすぎてもはやなんだかわかりません(笑)。
こんなパキケドスですが,同じ中型ゾイドの覚醒ワイルドライガーと並べてもよし,前々回に発売されたギルラプターの指揮官機とも戦わせてみたいものです!
興味を持たれた方は是非買ってみてください↓↓
ちなみにゾイドワイルドのアニメの方ですが,dアニメストアで全話視聴できます。
気になる方は,以下の紹介記事をあわせてどうぞ↓↓
最新作はdアニメストアで!日時気にせず楽しもう!
最後までお読みいただきありがとうございました。