今回はゾイドワイルドの第4作目から「スコーピア」のレビューです。
ゼンマイ動力型としては先にレビューしたカブターに次ぐ2作目となり,同サイズの小型ゾイドでちょこんとした見た目に女子人気も高まっています。
スコーピアとは
- 名称:スコーピア【サソリ種】
- 機体説明:砂地に潜伏し奇襲攻撃を得意とする小型ゾイド。本能解放すると,ポイズンスピアを勢いよく前方へ突出し,敵ゾイドに強力な毒を注入する。
- 本能解放技名:ヒット&デス
- 発掘地域:ワイルド大陸 砂漠地帯
このスコーピアは奇襲攻撃が得意です。
物騒なカラーリングとワイルドブラスト名ですが,ゾイドワイルドでは主人公のチーム,フリーダム団に所属しています。
通称「暗殺仙人掌(アサシンカクタス)」と呼ばれており,仙人掌とはサボテンのことで,実はゾイドワイルドの世界の砂漠に生えるのは,赤いサボテンなんですね。
それに擬態したスコーピアは,ドラクエに出てくるサボテンダーのように一見ただのサボテンを装っています。
それがまさか毒を持つゾイドだとはつゆ知らず,敵は意表を突かれてはポイズンテイルで毒を注入されてしまい,たちまち身動きが取れなくなってしまうというわけです。
スコーピアのセット内容
スコーピアに封入されているのは,
- 復元の書2冊
- Sパック
- 発掘パックA
- 発掘パックB
ということで,カブターとセット内容は同じです。
ただし,大きな違いはゼンマイユニットの形で,昔の狼型ゾイドを思わせる,水平にゼンマイが伸びるタイプです。
こちらの方が馴染みのある方も多いでしょう↓↓
カブターのゼンマイリンクユニットとは異なり,作りはシンプルです。
呼称もただの「ゼンマイユニット」となっていますし。
とはいえ,小さいながらもパワフルな印象を受けました。
キャップの色はカブターと同じ蛍光グリーン。
中型ゾイドのそれと比べると,質量としては半分程度になります↓↓
ということで,中型ゾイドのキャップを小型ゾイドに付けることはできませんのでご注意ください。
それでは,前回のカブターの記録9分10秒の更新を目指して,スコーピアの方,組み立てていきたいと思います!
スコーピアの組み立て手順
まずは3つの袋を一気に開けましょう!
さっそく動力の連結部の組み立てから始まりますが,ゾイドの組み立てに慣れていない子どもは難しいと感じるかもしれません↓↓
とはいえ,数をこなせば,まるで最新のゲーム機を使うがごとく,見事な対応力で難なく組み立てられるようになるのでしょう。
いずれにせよ,こういった図面の読み取りが,子どもたちの空間把握能力に良い影響をもたらすと良いですね。
ゾイドで知育ができるなんて素晴らしいじゃないですか!
ランナーからパーツを切り離すめんどくささがないため,組み立てることだけに子どもは集中することができます。
7番ではしっかりと2ヶ所をくぼみにはめた上で,8番のA4パーツで固定します↓↓
ここは,なかなかに見過ごしやすい注意点ですね。
10番のところも繊細な組み立てですが,11番でロックするとしっかり固定されるあたり,作っていて楽しかったです↓↓
スコーピアにおいても,特有の組み立て手順があり,脚を交差させて組むところなんて,これまでにないパターンでした。
毎回同じ内容のものを組み立てるのではなく,個性と言いますか,そのゾイドの組み立てでしか体験できない手順が存在すると,作る楽しさにつながっていくのだと思います。
なんやかんやでスコーピアの骨格形態まで復元完了です。
時間としてはカブター以上にかかり,この時点で10分46秒でした↓↓
こうして比較してみると,カブター以上に高さがある,ボリューミーなゾイドのように感じます↓↓
それでは装甲板の方,装着していきましょうか。
ここからの取り付けは2つの手順しかなかったので,すぐに完成しました!
結果的に組み立てに要した時間は12分36秒となります↓↓
ゼンマイは手巻きではなく,ポイズンタンクと呼ばれる棒を差し込んで回しましょう↓↓
ワイルドブラストしながら,手をわちゃわちゃしながら上下に動く姿は,ゼンマイおもちゃの楽しさをすごく感じ取れますね。
カブター以上に動きは力強く,それでいてコミカルで大満足でした!!
ゾイドワイルドの「スコーピア」ですが、ワイルドブラスト状態になると重心が前にずれるので体が前後に動くようになります。わちゃわちゃ感が増します(^ω^三^ω^)ヒュンヒュンhttps://t.co/KLtK4EYLZw pic.twitter.com/QKyMVurDqc
— タカラトミー (@takaratomytoys) June 26, 2018
もちろん顔だって,こんなふうにかわいいですが・・・
各種機体との比較
われらがワイルドライガーとスコーピアの2ショット。
先に申し上げた通り,どちらもフリーダム団のゾイドですので,アニメでも協力し合うことが多くなると予想されます。
このワイルドライガーはスコーピアにどういった出会い方をし,どういう作戦時にこの2機が並ぶことになるのでしょうか。
一方で前々回にレビューしたギルラプターと並べてみると,カラーリングはピッタリですが,ギルラプターはデスメタル帝国所属であり,スコーピアの敵として立ちはだかります↓↓
まともに立ち向かうと防戦一方な予感しかしませんね!
まとめ
以上,ワイルド砂漠に咲く一輪のサボテン,スコーピアのレビューでした。
私が最も気に入ったのは,スコーピアの動きですね。
これには心を撃ち抜かれる女子も続出しており,大変動きが面白いです。
ゾイドワイルドの声優さんの小松未可子さんもtwitterで報告していました。
ワイルドブラスト状態になるのとならないのでは動きが異なりますので,是非お試しあれ!
タカラトミーの言葉を借りると,とにかく「わちゃわちゃ」しています(笑)
最後に,ゾイドワイルドのアプリで一枚撮っておきましょう↓↓
是非,多くの方に手に入れていただきたい,おすすめの楽しいゾイドでした↓↓
記事をお読みいただいた方,ありがとうございました!