今回ですが,レゴの「バラ」と「チューリップ」をレビューしてみたいと思います。
レゴで花といえば,大人向けに発売されているフラワーブーケが最近大変人気があるのですが,そのレビューは次の機会に行うことにして,そのブーケの前の練習にもなりそうな上記2種を組み立てていきましょう!
レゴのバラをレビュー
広げた手と同じくらいのサイズのバラ(品番40460)ですが,長さとしては25cmのものを2本作ることができます。
箱の中には大きめのパーツの入った袋と,小さめのパーツからなる袋,そして説明書が入っていました↓
工程は全部で17個なので,短時間で作ることができそうです。
説明書の最初のイラストにあるように,似たようなパーツごとにまとめておくとやりやすいかもしれません。
とはいえ,左右対称なパーツが多く,どんどんパーツを消費することが出来てサクサク進むので,適当に組み始めても,進行は大変ストレスフリーです↓
花びらの数は8つなので,二重咲きに相当しますが,がくの数は4つしかないので(実際は5つある),現実世界のものとは異なる解釈となります。
対称性を優先したのでしょうか。
確かに上からみたときに4分割するのと,5分割するのとでは組み立てのしやすさが異なります。
茎はこのように短いものを繋げていく形式なので,好みの長さに調節することが可能です↓
花瓶の高さに併せやすく,短かくしすぎても茎パーツを付け足せばよいだけなので,失敗することはありません。
また,上の2本は似たように見えて,片方は棘が付いていて曲がっているなどと,随所にレゴならではのセンスが光っています。
葉っぱを取り付ける部分の軸は灰色のものを使用することと,花の部分の作り方を間違えると,うまく茎が挿し込めないので注意してください。
正しく作っていれば,力を込めることなく作成できるはずです。
私は2つ目の花を作る際,赤いパーツを1つ取り付け忘れていて,軸のパーツを深く挿し込めずに焦ってしまいました。
なお,葉っぱ部分は水平に回転してしまうのですが,飾れば気になりません。
といったわけで,3つのパーツを余して,1時間足らずでの完成です↓
花瓶に生けてみると十分鑑賞に耐えます。
デフォルトの完成形だと互いの葉っぱが同じ位置に来て干渉してしまうので,茎部分を一部組み替えて,高さを変更してみました。
造花のバラと比べてみるとこのような感じです↓
造花の方は,気に入って長く部屋に飾っていたものですが,レゴ版にはレゴ版なりの良さがありますね(庭のバラはこの時期は枯れてしまっていて生けられません)。
先日レビューしたブロックトーバーと一緒に飾ってみたのがこちらです↓
茎が頑丈なので,もう少し大きな花瓶を買ってこようと思いましたが,長さ的には高さが11cmの花瓶に合っているのではないでしょうか(口径2.5cmの一輪挿しなだけに,挿し口は狭めでしたが)。
レゴのチューリップをレビュー
それでは続けて,チューリップ(品番40461)を作っていきましょう!
番号をみると,バラの1つ次の作品ということになりますね。
チューリップの全長は24cmということで,バラより1cm短いです。
番号に加えて,パッケージや取扱説明書からも,バラと組み合わせて飾ることが想定されているように感じますので,この差はあえて生じさせているのでしょう(バラの茎の長さを1cm程度短くして調整することももちろんできますが)。
セット内容はバラと同じ感じです。
チューリップを組み立てる流れも,花びら→茎ということで同様となります。
ただし,チューリップの良いところは花が3色あってカラフルなところでしょう↓
花弁は自然物は6枚のところが,レゴ版だと4枚です。
がくは自然物にも見られません(厳密には,花弁のように見えるがくが3枚存在するのですが)。
葉っぱはバラと同様,1本あたり2枚が付いてきます↓
ギュッと茎パーツを組み上げると,葉っぱは回転せずに固定されます(長所と呼べるほどのものではありませんが)。
高さ7cmの小さ目な花瓶に生けるとこのような感じです↓
値段としてはバラよりも安く,ブーケにちょい足しするのも良いでしょう(バラはブーケの方に色違いのものが数本含まれていますが,チューリップの姿は見られません)。
まとめ
以上,レゴのバラとチューリップを組み立てたときのレビューでした。
ふと思ったのですが,折り紙の本質は対称性にあり,左右が対称になるように折っていくことが王道とされているわけですが,今回のレゴの花々もまさにそれに近い感じの作りで,独特の美しさを感じました。
バラは個人的には一番好きな花でして,庭に植えている他,先述した通り,造花も長く部屋に飾っているほどです。
レゴ版のバラは当然ながら枯れることがないため,鮮度や運ぶ方法を気にせず贈ることができますし,実際は4~5箱くらい大人買いしてバラの花束にしてみても良いでしょう。
一方,チューリップはカラフルでかわいらしく,数本でも飾ってみると部屋が明るくなります。
どちらも製作時間は1時間以内と気楽に作ることができますし,外に長く置いてたとえ埃を被ってしまったとしてもブロアーやエアーダスターを使ってきれいにしてしまえば元通りなので,むき出しのまま長くきれいに飾り続けられるところが大きな魅力です。
私的な満足度もかなり高かったので,気になっている方は是非,購入してみてください↓
最後までお読みいただきありがとうございました。