楽天で安価で購入したハンドスピナーですが,多少のトラブルを乗り越えやっと本日届きました(本記事は2017年5月に書いたものです)!
大変なブームの中,これまで一度も当サイトではレビュー記事を書いてこなかったのですが,遅ればせながら,今回はそのレビューを書いてみたいと思います。
最近のハンドスピナーの売れ行きと不安点
最近はどんどんTVにハンドスピナーが登場するもので,当玩具の知名度はうなぎのぼりに上がっています。
ずいぶん前からその存在自体は確認されていましたが,現在の状況は完全に人気に火が付いた状態です。
そのせいで最近のAmazonのおもちゃランキングは,もはやハンドスピナーの独占状態です。
いつ見ても,大体以下のような状況になっています↓↓
上の画像の売れ行きをみてもわかりますが,安い価格帯のハンドスピナーが売れているようですね。
私も楽天で一番安いハンドスピナーを買いました。
ハンドスピナーの購入から到着まで
さて,人気となる玩具にもれず,ハンドスピナーの購入でも注意したい点は「納期」です!
私が頼んだ楽天のお店では5月12日に発送予定となっていたのに,実際に発送されたのは14日でした。
理由は「税関で止められて商品が入荷されていない」ということでしたので,ある意味空売り状態!
このせいで,ちょっとこのお店は私の中での評判を落としましたね。
特に最近のお店に多いのですが「一生懸命,社員総出で梱包作業を頑張っています」などという内容のメールを平気で送ってきます。
初めから納期を長めに設定しておけば何も問題にならないですし,勝手に発送日を自分で宣言した挙句その納期に間に合わない以上,社員総出で頑張るのは当たり前だと思うのですが。
ところで,Amazonで購入する際に特に問題を起こすのが,ハンドスピナーの発送元が「中国」となっている出品者で,発送まで時間がかかるのはおろか最悪到着しないこともあります。
Amazonで買う場合はせめて,発送元も同社であるところを選びましょう。
実際,先のAmazonランキング4位のハンドスピナーの販売ページを見てみると,「詐欺に注意!」などという物騒な表示がされており,詐欺者を名指しする画像も一時は掲載されていたほどです。
人気商品を不確かな出品者から買う際はお互い気を付けましょうね。
粗悪品の見分け方
さて,実際に届いた封筒の中には,箱に入ったハンドスピナーと注意書きらしきものが入っていました。
もっともこの注意書きは,スマホケースについてと商品レビューの書き方が記載されていただけだったのでハンドスピナーとは直接関係のないものでした。
少しがっかりしましたが,気を取り直して開封し,外観をチェック!
ほんの少しバリがあったので自分で削りましたが,特に問題はなさそうです。
しかし,ハンドスピナーの場合に肝心なのは「どのくらい回るか」なので,いざタイマーとともに回してみましょう!
粗悪品でないといいのですが。
結果は45秒くらいの回転時間でした。
粗悪品の基準とされる「30秒以内に止まる」ということはなかったのでほっとしました。
でも,もっと回ると予想していたたので,これでは物足りません。
そこでふと,「確か楽天のハンドスピナーの商品ページに,ベアリングを『脱脂』とか『ブレイクイン』することでより回る時間を延ばせるとあったような。」と思い出し,実際にやってみることにしました。
ハンドスピナーの分解方法
ハンドスピナーの分解方法について,詳しいやり方はネット上で調べてみてもいまいちよくわかりませんでしたが,値段も値段ですので,思い切ってやってみましょう!
まずはベアリングのキャップを取ります。
定規とかで挟んでやると比較的簡単に取れましたが,定規が折れないようにだけ注意してくださいね↓↓
裏面のキャップはボールペンで押して外しました。
以下の画像で見えている銀色のものがベアリングです。
これを取り外すとき,ある特定の方向からしか押せなかったので,「どんなに頑張って押しても固くて抜けそうにない」と思ったら逆側に押してみてください。
黒い重りのパーツも取れるには取れますが,かなりの力を必要とし,抜き終わった後は指とか痛くなってしまったので,頻繁にやるようなものではないですね。
軍手をはめることをおすすめするレベルの硬さでした。
そして「脱脂」します。
中性洗剤で洗ったり,灯油とかエタノールに漬けることで脂を落とすわけですが,自分は台所にあった中性洗剤で洗ってみることにしました。
ちなみに最初,回転を良くしようとシリコーンスプレーなどの潤滑油で試したら30秒も回らなくなって焦りました。
素人判断が良くないことを身をもって体験した次第です。
もっとも,その後で脱脂すれば元通りになったので,九死に一生を得ましたが。
脱脂を終えたので,再計測してみましょう!
その結果,なんと2分50秒近く回ってくれたので,初回に測ったより1分以上タイムが延びたことになります。
このときまでに,このハンドスピナーを数十回は回してきたと思いますが,それを「ブレークイン」と呼ぶのであれば,何度か回すことで,多少回りやすくなる効果はあるようです。
私自身,回し方のコツめいたものが掴めてきました。
ハンドスピナーの遊び方
ハンドスピナーはかなりの精密機器です(笑)
黒い重り(バランサー)を少し逆側に押し込んだりして微調整するだけでも,回転時間は大きく変わってしまいます。
2分を超えた時点で良しとする方が身のためでしたね。
何度も調節しては回すを繰り返して疲れてしまいました。
ちなみに自分のハンドスピナーの回転の様子を見ていると,どこかいびつで,決して無駄なく回転してるようには見えないのですが,以下で紹介する「とある遊び」に目覚めてからは,回転時間を気にしなくなったので,この後紹介しますね。
加えて,ベアリングはやはり脱脂するのが正解みたいで,ベアリング自体が錆びている場合もあるので,洗剤と歯ブラシで洗うのが定番の儀式みたいです。
ハンドスピナーの遊び方ですが,自分が専らやっていたのは,机に置いて遊ぶ「デスクスピン」という遊び方でした。
それ以外に,手でつまんで回す「ハンドスピン」があります。
中には片手だけで回す方もいて,私のものでは無理でしたが,以下の動画にであったとき,回しながら左手と右手を持ち変えるテクニックにドはまりしました↓↓
短い距離から始めて,今では10回くらい持ち替えてもハンドスピナーが止まらないで回り続けているようになりました。
そんなときはとても嬉しい気持ちになります。
最近では高くまで投げ上げて,逆の手でキャッチしても回転し続けている状態を目指して練習するようになりました。
落として足に当たるとかなり痛いだろうなと思うのですが,幸い,まだ足には落ちてきていません。
値段の安いハンドスピナーは,デスクスピン用途で回転時間を延ばす方向に走るよりも,ハンドスピンをベースとしたテクニックを身に付ける遊びに使うのが良い気がしています。
ハンドスピンであれば回転を肌で感じる(ジャイロのような感覚を味わう)ことができますし,材質が金属でないため,持っていても重くないですし,(足の上に落とさなければ)痛くありません。
なお,ハンドスピナーの回転している時間が長ければ長い方が基本的に良いと思っていますが,ハンドスピナーの材質が例えばアルミ製のものは,軽さを重視し静音も実現しているため,回転時間をある程度犠牲にすることもあるようです。
単純に長く回ればいいというわけでもないのでしょう。
「長く回る」ということは,ハンドスピナー自体の重さを重くしないとならず,ハンドスピンには向かなくなるからです。
もちろんデスクスピンも魅力的なので,5分以上回ると評判のハンドスピナーも注文してみました↓↓
まとめ
以上,楽天で安価で購入したハンドスピナーのレビューと回転時間を長くする工夫,そして最後にハマる遊び方についてまとめてきました。
今回の記事の要点をまとめると,
- ハンドスピナーを買うときは納期に注意
- 大体が中国製だが,粗悪品は脱脂やバランサーの修正で回転時間を増やせるかもしれない
- ハンドスピンの持ち替えるテクニックはハマる!
のようになります。
是非みなさんもハンドスピナーで遊んでみてはいかがでしょうか。