ハンドスピナーの基礎知識!遊び方や分解方法を紹介で見てきたように,私は最初,安い部類のABS製のハンドスピナーを購入しましたが,高級品の実力はどれほどのものなのか気になり,楽天のおもちゃランキング上位で高評価だった「SWORD社のハンドスピナー」を買ってみました。
購入時期は2017年で,2020年にも取り扱い店舗が確認できたものの,今では廃版となってしまったようです。
とはいえ,金属製のものを扱う店はまだまだ健在なので,数千円する高級ハンドスピナーに興味がある方は是非参考にしてください。
ハンドスピナーの到着から開封まで
ネコポスで届きましたが,安価なハンドスピナーと同様,中に領収書などはなく,本体のみが入っていました↓
海外から取り寄せた商品の多くはこのような感じになりますが,肝心なのは品質です。
値段が数千円したので,商品のクオリティーとしては高いと期待されますがどうでしょうか。

黒っぽくコロンとした硬質ケースの中に,アルミとステンレスでできたハンドスピナーが入っています↓
このケースはかなり頑丈そうでしたが,若干石油系の臭いがしました。
とはいえ,数年ぶりに開いてみるとその臭いはすっかり飛んでいます。
まばゆい輝きが放つ高級感が目を引きますが,さすがアルミ加工で有名なメーカーが作っただけあります。
SWORD社は一時期「GRAVITY」という名称でアルミ製のスマホケースを販売していたこともありmすが,ベアリングの品質に関しても評判がある会社です。
セラミックベアリングが使われていて,これは安いベアリングよりも長時間回るのが特徴とされます。
SWORD社のロゴが印刷されている部分はアルミ製ですが,真鍮製のスピナーと比べて,回転時間は短くなりますが,その分,回転音は静かになるわけです。
セラミックベアリング搭載のハンドスピナーの実力
それでは回してみます!
ハンドスピナー市場では全然回らない粗悪品を掴まされることも多く,実測するまでは不安な気持ちが拭えません。
目安として30秒以下だと粗悪品,プラスチック製で3分回れば優秀,金属製ではそれ以上が求められます。
デスクスピンの形で試しますが,肝心の結果は4分35秒でした↓
念を入れて2回目のチェックも行いましたが,そちらも4分44秒で安定していました。
十分合格点と言えるでしょう。
このハンドスピナーは小柄なので扱いやすく,片手だけでハンドスピンさせられるところが気に入っています。
ハンドスピンさせた場合も3分30秒ほど回ったので,性能的に満足です。
とはいえ,購入から7年以上経った今,数年ぶりに回してみると,デスクスピンで3分30秒になっているので,機能を回復させるためには脱脂作業などが必要でしょう。
気になる口コミを検証
今回のハンドスピナーはバラバラに分解できるのが特徴です。
最初このハンドスピナーのレビューを見たとき,「腕の部分が外れにくい」などの気になる口コミがあったのですが,私の個体は大丈夫でした↓
商品の販売ページによると,
この腕の数を変えて,最もよく回るものを見つけてみてください
と書かれていたので,H2Oの分子モデルみたいな形にするなど,色々と試してみました↓
この状態で回したらより長く回ることになるでしょうか。
結果ですが,上の形のように遠心力が不均一にかかる形だとハンドスピナーは全然回らなくなります。
机の上で回したら大変いびつな軌道を描き,すぐに止まってしまいました。
4本の腕にした場合も同様です。
また,均等に配置した3本腕からなるスピナーと通常(6本)のものを比べてみると,やっぱり普通の状態が一番でしたので,ハンドスピナー自体の重さが重くなるほど長く回ることを再確認しました。
本玩具の魅力ですが,遠心力(ジャイロ)を感じ取れることでしょう。
まるでハツカネズミを手に持っているかのように,回転させたスピナーは心臓部が力強く躍動していることを伝えてくれます。
ハンドスピナーの持ち運びについて
このハンドスピナーには「ひも」が付属しており,カバンなどに付けられるよう工夫されています↓
当時はミーハーでしたが,ブームが去った今にこそ付けてみても良いかもしれません。
何かを待っているときの手持無沙汰にもってこいです。
落としたときのダメージは大きくなりますが,金属製ながら比較的軽い部類に入るスピナーなので,前回の記事で紹介したキャッチするテクニックも練習できます。
ハンドスピナー自体に重さがあるので,歩いている最中に落ちてくることはありませんでした。
もちろん,持ち運びの際には先の硬質ケースを使うこともできます。
まとめ
プラスチック製のハンドスピナーと比べてみると,アルミ製の高級ハンドスピナーは音の静かさと回転時間の長さ,さらには片手での取り扱いに優れていました。
キレイな見た目をしたアルミ部分は使っていると若干くすんできましたが,カットされた面は購入時のまま,きれいな断面を維持しています。
高級感から,ガシガシ使うのを躊躇してしまうことは確かです。
しかし,空中に放り投げた後のキャッチのしやすさについては,小ぶりなSWORD社のスピナーが優れています。
プラスチック製のスピナーの上に本玩具を載せてダブルで回してみました↓
このようにみてみると,買った満足感が高いのは明らかに今回のものでした。
汎用性や飾ることも含めて,沢山買い集めるのでなければ,比較的高級なものを1つ購入してみるのはありでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。