ビリヤード場で久々に遊んでみると,「あー,やっぱり楽しいなぁ」と毎度のように感じるものですが,それと同時に「普段からちょっとでも練習できてたらなー」とも思います。
ルールを行くたびに忘れてしまいので,特に初めてビリヤードをやるような子たちと行った場合は,そのせいでゲームの進行が滞ってしまってちょっと申し訳ないと思ったり。
とはいえ,そんな定期的にビリヤード場に通ったり,さらには自宅に大きなビリヤード台を置くわけにもいかないのである程度諦めていたのですが,つい何気なく見ていたビリヤードグッズのランキングで見つけてしまいました。
『ミニビリヤード(KW-645)』というおもちゃを。
注文して早速届きましたので,以下でレビューしていきましょう!
ミニビリヤードのセット内容
今回買ったのは Kaiser(カイザー)社のビリヤードセット『KW-645』です。
日本での輸入元はカワセ社。
パッケージのデザインが違うものもあります。
上記画像を見るとわかるように,色合いは本物そのもの。
「すべてが本格仕様」
というキャッチコピーで期待度が高まります。
確かに,インテリアとして部屋に置いておくと,男の部屋って感じが出そうな気がします。
値段は2000円ちょっとで,本格的なビリヤード台の100分の1(?)ほどで購入できる価格設定。
記事を書いていて初めて知りましたが,ビリヤードは英語で billiard と綴り, y の文字は入らないんですね。
どこの国に起源があるかは諸説あるようで,イギリス・フランス・イタリア・スペイン・中国のいずれかだとされています。
パチンコもビリヤードから派生したのは面白い事実でした。
さて,本商品のパッケージ裏面にはこのようなルールが書かれています↓↓
「8ボールゲーム(エイトボール)」と「9ボールゲーム(ナインボール)」の2つの遊び方はどちらも毎回遊ぶ極めてオーソドックスなものですが,このビリヤードセットでしばらく遊んでいたらすぐに覚えられるはず。
パッケージ詐欺ではないことを祈りつつ,恐る恐る開封してみましょう!
箱を開けたときにふわっと香る,木のおもちゃ特有の良い匂い!
机の引き出しのような匂いと言えば伝わるでしょうか。
重さにして2.4kg,51cm×32cm×10.5cmのサイズは伊達じゃなかったです。
結構な存在感があり,「お,意外にちゃんとしてるじゃん!」となります。
- ビリヤード台
- キュー2本
- ボール16個
- 三角形のラック
- チョーク
すべてが可愛らしいサイズ感となっていますが,棒(キュー)は2本ちゃんとあり,球(ボール)の質感も思い描いていた通りの仕上がり,キュー先に付けるチョークも付いていたのには感動しました。
チョークは学校の授業で使うものとほぼ同じですが,ビリヤード用のものは研磨剤が配合されているので剥がれて付着しやすい仕様になっているようです。
付けることで手玉の表面でキュー先が滑りづらくなりミスが起きにくくなります。
現場でもチョークは必須ですよね。
ちなみにキューの長さは47cm,ボールの直径は4cmほどとなっており,実際のキューの137~147cm,ボールは5~7cmと比べると半分以下になっています。
実戦的な練習ができるとまではいかないでしょうが,雰囲気であったり,ルールに慣れる目的では十分使えそうだというのが第一感です。
ナインボールで遊んでみた!
それではこのミニビリヤードを使って,ナインボールで遊んでみましょう!
ルール
1から9番のボールをひし形になるようにラックを組み,テーブル上にある最も若い番号のボールに最初に当てることを原則とし,9番のボールを最初にポケットした人が勝者となる。
9番のボールをひし形の真ん中に,そして1番のボールを手前に置くこと以外,その他の球は自由に配置して構いません。
さぁ,ミニビリヤードのデビューとなるブレイクショット!
その運命やいかに!
‥‥
早速一つ落とすことができました(6番をポケット)!
なお,ポケットされた球は,以下のように中央部に集められてきます↓↓
使い勝手ですが,かなり力を伝えるようにシュートしないと,大きくボールは散らばりません。
とはいえ,丁寧にプレイすればボールは素直に動きますし,集中して遊んでいると,試合勘的なものが研ぎ澄まされてくる感じがします。
うーん,1球1球かなりの集中力が必要になりますね。
これぞナインボール!
まとめ
ビリヤードはメンタルスポーツ。
技術はもちろんですが,それ以上に精神力や集中力が求められる競技です。
それが存分に感じられたのが,今回のミニビリヤードセットでした。
キューや台のサイズ感や実際に球に当てたときの手ごたえは,現場でやるビリヤードとは確かに異なるものの,見た目の雰囲気も出ていますし,熱中して没頭できます。
ビリヤード台を1つ置くには20畳ほどの空間が必要なことに比べれば,このミニビリヤードは気軽にリビングのテーブルに乗っけて遊べるので魅力的です!
初心者の方を相手にするときはハンデを付けて,取得すべきセット数を弱い人ほど少なくしてあげることで(例えば通常6セット先取に対し,3セットで良しとするなどで)あらゆる人に対応できますし,一人で黙々とブレイクランアウト(最初から最後までミスせず落とし続ける技)に挑戦するのも熱いですよ!
興味を持たれた方は是非遊んでみてください↓↓