これまでゾイドワイルドシリーズの2018年6月23日発売分についてレビューをしてきましたが,今回,第6作目にあたるデスメタル帝国の中型ゾイド,
ガブリゲーター
が最後のゾイドとなり,今後しばらくはレビューの方,お預けとなります。
次のゾイドが発売される7月28日までは,7月7日に放映されるゾイドワイルドのアニメを楽しく観ながら待つことになりますが,まずはこのガブリゲーターの方,しっかりと組み立てていくことにしましょう。
ZW06ガブリゲーターとは
名称:ガブリゲーター【サルコスクス種】
機体説明:奇襲戦闘が得意な中型ゾイド。自身で霧を発生させることができ,相手の視界を奪う。本能解放すると,より口が大きくなり,強力な顎「クランブルジョー」で相手に噛み付く。
本能解放技名:顎関節地獄噛(がくかんせつじごくかみ)
発掘地域:ワイルド大陸 密林地帯
2018年6月23日に発売になったゾイドワイルドシリーズの機体としては,このガブリゲーターと2作目のギルラプターがデスメタル帝国のゾイドとなります。
サルコスクスというのは,白亜紀前期にアフリカに生息していた史上最大のワニということで,噛む力は8トンにもなるという,驚きのアタック力を誇るワニです。
英語でワニはalligatorなどと言いますが,ガブリと頭に付いているのは,やっぱり「ガブリ!」から来ているんでしょうか。
通り名は『悪魔の鰐顎』ということで,ワニのアゴ=鰐顎と命名しているあたり,ガブリの由来もそうっぽいかなと思います。
セット内容
セット内容は,前回レビューしたガノンタスと同様です。
- 復元の書
- パックS
- 採掘パックA
- 採掘パックB
- メカユニット
の5つです。
ガブリゲーターは中型ゾイドなので,パーツ数は小型ゾイドよりも多めです。
ただ,中型ゾイド同士で比べると,若干発掘パックBに入っているパーツ数は少な目に感じますね。
ガノンタスと異なり,アタック重視型のゾイドですので,防御力は低めになっているので,装甲は最小限なのでしょう。
その分,明らかにやばそうなギミックがあることを,パッケージの裏がネタバレしています(笑)
早速組み立てていきましょう!
組み立て手順
ガブリゲーターの作り方においては,公式のタカラトミー作成の大変分かりやすい動画があるので,不安な方は参照してください。
ゾイドワイルドは最初に作る部位が,その機体にとって特徴的なものであることが多いですが,ガブリゲーターはアゴでした。
顎はかなり凶悪っぽいです。
そしてこの時点でかなり平べったく細長い。
そして最初のページ最後には,こんな怪しげな指示が(笑)
下の写真は,上あごも作った状態↓↓
下の歯が上あごを貫通して出ちゃってますよ。
さて突然ですが,ワニに関する問題です!
上の写真で,何か変なところがありますが,それはどこでしょうか?
正解は,足の指の本数です。
まさかとなって,調べてみましたが,ワニって生き物は,前足の指の数が5本であるのに対し,後ろ脚の指の本数は4本なんですね。
こういうところも実物に細かく似せてきているあたり,タカラトミーのさすがのこだわりだなと思います。
組み立てですが,特に難しいところもなく,9分51秒でガブリゲーターの骨格復元の方,完了しました↓↓
試しに動かしてみましょう!
ワニは意外と早く走れるということで,このガブリゲーターも奇襲戦法が得意です。
設定速度は時速205kmですから,時速89kmのガノンタスの2倍以上の速度で走れます。
折角だからと,ガノンタスと並べて動かしてみると・・・ガノンタスの方が早かったという(笑)
なお,結構前の方までスイッチを動かさないとスイッチがONにならないので,動かないときは,そこも見直してみてください。
ガブリゲーターは,全体的に組み立ては簡単でしたね。
もしかするとこれまでにレビューしてきたゾイドの中で一番簡単かもしれないです。
ここから装甲を付けていきます!
目の取り付けはやはり少し手間取りましたが,無事に12分37秒で完成!!
前顔はなんだか犬っころのようで,ちょっとかわいいです↓↓
しかし,この顔に騙されてはいけません。
まだガブリゲーターは真の姿を見せていないわけですから。
さぁ,ワイルドブラストの時です!!
まず,この位置にある両側のキャップに指をかけ,前方に引き出しましょう↓↓
あああああああ!!!
君,その口どうしたの!!
この状態でスイッチをONにすると,口がここまで開き,そして,ガブり!!
こんなんに噛まれたら,どんなゾイドも大ダメージですね。
なんというインパクトを残してくるんでしょう。
口が閉じるときに,バキッっと,不気味な音を立てるんですよ,この子は。
他のゾイドとの比較
それでは最後に,ガブリゲーターを他のゾイドと比較してみましょう。
まずは,ライバル機っぽいガノンタスとの比較。
パッケージも対になるので,最強の矛(ガブリゲーター)と最強の盾(ガノンタス)との戦いの構図が見て取れますね。
こんな近接戦になってしまったら,ガノンタスが圧倒的に不利でしょうが。
メカユニットの形は,ガブリゲーターとガノンタスは同じでした。
それが付属するパーツによって,ここまで外観に違いがでるんですね。
平べったくて細長いガブリゲーター(まさに矛)に対するは,立体的で丸っこい鉄壁を誇るガノンタス(まさに盾)です。
アニメでは一体,どんな結果を迎えるのでしょうか。
なお,ガブリゲーターはデスメタル帝国のゾイドで,ギルラプターとは味方の関係です↓↓
どちらも凶悪で,鋭いですねぇ。
タカラトミーのサイトで購入したら,ちょうどキャンペーンの特典でZキャップが付いてきたのですが,それが2つともデスメタル帝国のものでした。ちょっと残念。
キャップを黒にすると,どちらの機体も落ち着きますね。
まとめ
以上,ゾイドワイルドから,ZW06となるガブリゲーターのレビューでした(上の写真は毎度のごとく,ゾイドワイルドアプリを使って撮ったものです)。
平たく細長かったゾイドが,ワイルドブラストすることで,高さという軸を獲得し,ありえないほどの強力な攻撃をしかけてくるゾイドこそが,このガブリゲーターです。
まだ6機体しか発売されていないのですが,色々なゾイドとの絡みをアニメで目にすることで,また違った揃え方をしたくなるのかもしれません。
今回のギミックに関しては,これまでにあまり見ないダイナミックさを感じました。
ゾイドワイルド,これから出てくる機体にも,大いに期待しています。
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ありがとうございました。