今回は,私が初めて買ったナノブロックである「シベリアンハスキー」についてレビューしてみたいと思います。
ナノブロックの組み立ての難易度や,できあがったブロックにどのような魅力があるのかに興味がある方は,是非お読みください。
ナノブロックとは
原宿のおしゃれな雑貨屋さんとか,観光地のお土産屋などで見たことがあるナノブロックですが,位置づけとしては,大人用のホビーブロックです。
レゴに代表されるブロックの形を取ってはいるものの,驚くべきはそのサイズで,お店で実際に手にして購入する方は問題ないとしても,ネットでなんとなく見かけて買うような場合だと意表を突かれることになります。
というのも,最小のピースの大きさはなんと「4×4×5mm」しかないからです↓↓
単位について考えてみると,m(ミリ)より小さいのがμ(マイクロ)で,さらにそれより小さい「10億分の1」を意味するのがn(ナノ)ですが,とにかく小さいという理解でよいでしょう。
シャープペンと比べてもこんな感じです(写真に写っているもう一つのものは最大のナノブロックです)↓↓
対象年齢は12歳以上となっており,一度に作り切らないと,パーツが小さすぎて失くしてしまうんじゃないかと心配になりました。
実際,そのようなことはありませんでしたが,それほどまでにピースが小さいことは覚えておきましょう。
ナノブロックの難易度について
今回買ったシベリアンハスキー(NBC_264)ですが,5段階のうちの「3」にあたる難易度です。
ちょうど真ん中にあたる難易度になっているので,ナノブロックの実力について知るには良いものだと思います。
私はシベリアンハスキーがなんだかカッコ可愛かったので購入しましたが。
パッケージをよく見ると,ピースの数は全部で200個と表記されています(ちなみにpcsというのはpiecesの省略形)↓↓
とはいえ,この200という数が組み立て時間にして一体どれくらいかかるのかについては,さっぱり見当がつきません。
早速ストップウォッチ片手に,組み立ててみましょう!
シベリアンハスキーのセット内容
ちょうど最近,「ゾイド」という子ども向けのプラモデルをいくつか組み立てていたこともあって,ナノブロックとの違いにやや戸惑っていますが,このシベリアンハスキーのセット内容としては,
- 取扱説明書
- ピースが4袋
となっています。
少しほっとしたのは,組み立て手順が1ページに収められているところです↓↓
「これなら,なんとかなるんじゃないか。」と,やや希望の光が見えてきました。
類似パーツごとにまとめられている感じです。
一応,なんとなく袋ごとにまとめて分けておきましたが,後でわかるようにこれは英断でした↓↓
シベリアンハスキー組み立ての様子
まずは,手順1をやってみましょう。
「これ,熱があるのに,気楽に組み立てるようなレベルではない!」といきなり思ってしまうほどの細かさ(このときの私は2日前から発熱中)でした。
小さなピースを正確に組み上げるのはなかなかに難しいです。
ピンセットとかなかったので,毛抜きを持ってきました↓↓
ここまでで5分16秒経過が経過しています。
2つ目の手順ですが,上と下のピースがしっかりと結合するイメージです↓↓
小さいので,形を整えながらやることに気を付けました。
しかしここまでで,もうすでに15分27秒が経過です。
暗雲立ち込める中,早くも転機は手順3で訪れます。
「あ,楽しい!」という気持ちが唐突に湧き上がりました。
手順1でハスキー犬の1層目,手順の2では2層目と作ってきましたが,3層目ともなるとだいぶ勝手がわかり,ブロックをはめていく楽しさや少しずつ立体的になっていく楽しさに気づかされたからでしょう↓↓
なお,ピンセットは間違えたピースを取り外す時に使うくらいでしたので,普通に手で組み立てられます。
手順4では,初めて最小のナノブロックを使うことになりました↓↓
左右対称に組み上げていくときに感じる美しさは,折り紙のそれに似ています。
パーツの使い忘れがないよう,後部から前部へといった感じで慎重に組み上げていくのは,数学の「組み合わせの問題」を解いているような感じがしました。
樹形図的なものと言えばよいでしょうか。
ハスキー犬の顔周りを作る段階になって突然,凝ったパーツが増えてきました↓↓
鼻パーツを始め,これまでにないパーツも出てきて新鮮です。
なるほど,変わった色のクリアパーツは目になるのですね↓↓
可愛いやつが出来てきました!
この次は,裏からブロックをはめていくようです↓↓
「ちゃんと作れるのだろうか。」という,わずかな不安感が程よいスパイスになって退屈しません。
メーカーのカワダ社は購入者の気持ちをよく考えています。
クライマックスは脚です↓↓
すごくパーツ数が多く,図面を正確に読む脳トレにもなりそうです。
時間は51分22秒。
約1時間かけて完成です↓↓
部品は多めに入れてくれてるんですね!
これだけの量が余りました↓↓
フィギュアの命ともいえる目のパーツもしっかり余計に入っています。
前から見た様子です↓↓
まとめ
以上,カワダ製ナノブロックの,ミニチュアコレクションシリーズより,シベリアンハスキーのレビューでした。
脚のところは若干心もとない感じですが立体的で,見ているとますます愛着が湧いてくるようです。
玄関やピアノの上などに飾って,番犬として頑張ってもらおうと思います!
なお,今回買ったシベリアンハスキーですが,愛犬家に向けた「ドッグブリード」の第2弾のうちの1種ということで,他に以下の動物が同時発売されました↓↓
- チワワ
- ミニチュアダックスフンド
- ラブラドールレトリバー
- プードル
- ロットワイラー
どれも毛色や目の色に特徴を感じられる,素晴らしい出来栄えのものばかりなので,もしお好きな犬種がいたら,買ってみてはいかがでしょう。
最初は面食らいましたけど,途中からとても楽しく作れるはずです↓↓
ちなみにですが,この後,最高難度に挑戦してみようと「5」のベンガルトラも購入してみました。
続けてお読みいただけると幸いです↓↓
最後までお読みいただきありがとうございました。