ハンターウルフに続きゾイドワイルド第5弾から、今回は『キャタルガ』のレビューをしていきましょう!
牽引キャリアが付いているので、主役にはならずともなんとも色々と活躍の場がありそうなゾイドです。
大型ゾイドでも運べるのか、最後に試してみることにしましょうか。
機体紹介
名称:ZW17 キャタルガ【カイコガ種】
本能解放技名:ディグ・ジ・アース
発掘地域:ワイルド大陸 密林地帯
機体説明:掘削と牽引に優れた中型ゾイド。岩盤をも掘り進むことができる強靭な顎と吸着力のある多足を持ち、自分の体重の何倍もの重量を牽引することができる。本能を解放すると、突出させたドリルジョーを勢いよく回転させながら敵ゾイドに襲い掛かる。地面に潜り、地中から攻撃を仕掛けることもある。
旧ゾイドで遊んでいた頃の思い出としては、キャタルガと同じポジションの『グスタフ』という牽引キャリアを付けたゾイドが印象に残っています。
数体のゾイドを運搬し、戦場(公園)に出向いたり、はたまた引き上げたり(帰宅したり)と、主役級のゾイドが大変お世話になりました。
動かしたときの様子も堅実でしたので、今回のキャタルガにも期待が膨らみます。
コードネームは『驀進(ばくしん)の運び屋』。
キャタピラー+ガ=キャタピガ
とでもなのはずなので、『ル』の文字はどこから来たのでしょうね。
自然界にはホタルガとかいますけどね。
ちなみにチョウやガの幼虫に力持ちな印象はありませんが、カブトムシ張りの馬力がある設定が加えられており、数値的にはスタミナに優れるゾイドです。
本能解放でお目見えするドリルは、地中に潜む際の穴掘り用以外に、攻撃にも使えるということでした。
この際アゲハチョウの臭角的なものを搭載してもらえたら個性的になってもっと良かったのではないでしょうか(空気で膨らんだりしたら面白そう)。
パッケージ外観とセット内容
パッケージ表面ではワイルドライガーが牽引されていますね。
向こうに見えるのはキャップの色からデスレックスでしょう。
伝説級の2機をこうして運搬したというのは、キャタルガにとっては最高の誉れでしょうね。
裏面では先ほど言った本能解放で表れるドリルジョーの存在を確認できます。
牽引キャリアはどうやら一つしかないようです。
何個も繋げたいなら複数買わないといけないとですね(レビューで出てきますが、サイズ的には結構な大きさです)。
さてセット内容を確認してみましょう。
- 復元の書
- パックS
- 発掘パックA・B
- メカユニット
- 牽引キャリアパック
発掘パックB(装甲パーツ)、少なっ!
牽引キャリア、充実しすぎー!
という感想を皆さん持たれると思います(笑)
このキャタルガ、前回レビューしたハンターウルフと同じ中型ゾイドですが、定価が1000円ほど高いのはやはり牽引キャリアのパーツ代でしょうか。
それだけ作りもしっかりしているのでしょう、箱自体は確かにハンターウルフの1.5倍くらいの大きさです。
それではストップウォッチ片手に今回もレビューしていきましょう!
組み立て手順
比較的わかりやすいパーツが多め。
パックSのゴムパーツのような珍しいものが入っていたり、Zキャップの色がいい感じ。
ミニ四駆もそうですが、ギアっていいですよねぇ。
時計を分解したりする人の気持ちがわかります。
今回のキャタルガの組み立てでは、ギアがとにかく欠かせませんね↓↓
「S3の上にS4のギアを乗せる」のがポイント。
頭のようですが、尻尾です↓↓
キャップの色が抹茶のような深い緑で良くないですか。
こんなパーツを挿し込みましたが、どんな動作につながるのでしょう。
※正解は、顎のドリルを回転させるためのパーツです。
このギザギザにも後でギアが組み合わさるんでしょうね。
S7~9の組み立てがとにかく堅かったですが、それ以上に最も間違えていけないのは、S6の接続位置です↓↓
11で組んだA9とA10の間に黒い部分が来るようにしましょう。
先ほどのギザギザにギアが組み合わさりますが、赤い丸で囲んだパーツの形状にも注意です。
顔パーツは別に作ります(確かに虫っぽい)。
魚っぽくも電車っぽくもあるフォルムの本体に、タイヤを付けます。
ゴムっぽいのはタイヤという扱いだったんですねぇ。
タイヤを無事に取り付けられたら骨格形態の復元は完了です。
時間は12分20秒。
思ったより組み立て手順は多かったように感じましたね。
重心が低く、タイヤと机の摩擦が良い感じの引っ付きを生み出します。
動かしてみると・・・
うぉっ!!
なんと身体をくねらせながらヌルヌル動きます。
水泳のバタフライのような力強さも兼ね備えている動きです。
この滑らかさ・・・動き・・・
これまでのゾイドで一番気に入りました!!
キャタルガ、お前がナンバーワンだ。
それでは続けて装甲の方、取り付けていきましょう。
とはいえ、パーツ、この4つだけですからね。
ですが、これだけのパーツでもだいぶ印象が変わりますね、14分16秒で完全形態の復元が完了です。
ワイルドブラストも試してみましょう。
なんか出てきましたねぇ。これもまた臭角っぽくて良いかも。
さて、これで普通のゾイドなら終わりですが、キャタルガは牽引キャリアが付属してきます。
キャタルガより大きいんじゃないか的なサイズ感ですからねぇ。
こちらも作っていきましょう。
監視席なんてものも用意されているんですね。
接続は載せるだけなので外れやすいですが、逆に考えれば簡単に取り外せることを意味します。
牽引キャリアについて
見てください!大型ゾイドのデスレックスもこの通り運べましたよ!
ゴム製の捕縛ロープが付属しているので、それっぽさが増しますね。
このままデスレックスさんが黙っていればいいですけど・・・(ゴクリ)
ちなみに上の画像では、赤いZキャップを電灯っぽく取り付けました。
牽引キャリアの連結も縦以外に横にも付けられるということで、遊び方は無限大!
ちなみにデスレックスを乗せても、動きが鈍くなることもなく、地面に水平に運ばれていく様子はお見事!の一言でした。
これはかなり遊べますね。
まとめ
以上、ゾイドワイルドの17作目キャタルガのレビューになります。
ゾイド列車のような、子供が喜びそうな遊びを可能にするゾイドで、その滑らかな動きと大型ゾイドも運搬できるパワーは、時代の進化を感じさせるものでした。
値段はややお高めですが、ワイルドライガーに味方を揃えて、敵も1、2体買ったら、ぜひこのキャタルガを加えてみてはいかがでしょう。
いい仕事すると思いますぜ(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!