今回は,レゴマリオの「拡張セット」からクッパ城などをいくつかレビューしていくことにしましょう!
なお,「拡張」の言葉からもわかるように,このセットだけで遊ぶよりも,レゴマリオのスターターセットなどに入っているインタラクティブフィギュアの入手が強く推奨されています。
マリオキャラクターをお持ちの方が今回の拡張セットでアクションブロックを加えると遊びの幅がぐっと広がり,例えばインパクト大のパックンフラワーやクッパ,そしてヨッシーやキノピオといった愛くるしいキャラクターは,多くあればあるほどマリオワールドづくりに役立つでしょう。
レゴマリオの拡張セットについて
レゴマリオには今後も続々と拡張セットが追加される予定ですが,これまでに確認できたものだけでも30種類以上がラインナップに存在します↓
拡張セットの例(番号順)
71362とりでこうりゃく,71363サンボのさばく,71364バッタンのマグマ,71365パックンフラワーのバランス,71366マグナムキラーのぐるぐる,71367ヨッシーとマリオハウス,71368キノピオと宝さがし,71369けっせんクッパ城!チャレンジ,71376ドッスンのドキドキ,71377バサバサとキングテレサのやしき,71380コースマスター,71381ワンワンのとつげき,71382ジュゲムのフワフワ,71383ハナチャンとフリフリアクション,71388ボスKKのグラグラタワー,71390ブイブイのリフト,71391クッパのひこうせんかん,71395ハテナブロック,71408ピーチ城チャレンジ,71411大魔王クッパ,71419ピーチの気球でフワフワチャレンジ,71420走れ!サイのランビ,71421ディクシーコングのジャングルライフ,71422マリオハウスでピクニック,71423ほねクッパとキャッスルバトル,71424ドンキーコングのツリーハウス,71425ディディーコングのトロッコライド,71426パックンフラワー,71427ラリーとモートンのひこうせんかん,71428森の中のヨッシーとタマゴ,71429トッテンとキノピオショップ,71430ペンギン親子のスノーアドベンチャー,71431クッパのハイウェイカー,71432ドッシーと沈没船探検,71433クリボーの遊び場,71434ソーダジャングルメーカーセット,71435ロイと対決!ピーチ城,71436キングテレサのオバケやしき,71437クッパエクスプレス
まさかこれほどの数までになるとは正直思ってもいませんでしたが,製造終了になるものも多く,上に示したものの半数くらいは現在入手することができません。
そういった意味では一期一会と言いますか,今買えるものが後になって大変貴重な拡張セットになることもあるわけです。
これらのうちの数個をスターターセットに追加するだけでも,上記画像で示したような立派なレゴマリオワールドが完成してしまうわけで,例えば上のコースでは,クッパ城に向かうまでの道筋をまるで桃太郎のお話ばりに創作することができるでしょう。
クッパJr.はスターターセットに入っていたものの,やはりラスボスとしてのクッパは欲しいものですし,お供にしたい人気のキノピオやヨッシーもラインナップに含まれています。
ちなみに,それぞれの拡張セットには独自のアクションブロック(レゴマリオが何らかのアクションを起こす,バーコード付きのモニュメント)が付いてきますので,ますますプログラミングごっこも捗るというものです。
レゴはシルバニアファミリーなどと同じくらい値が張りますが,よく調べると3000円を切るものも販売されているので,ちょっとしたお土産として買って帰ることもできなくはないでしょう。
昔は売り切ればかりだった拡張セットですが,最近では改善されてきています。
比較的新しめの販売状況は以下で確認可能です↓
次章からは,このうち以下の拡張セットについてレビューしていくことにしましょう↓
- サンボのさばくチャレンジ
- パックンフラワーのバランスチャレンジ
- けっせんクッパ城!チャレンジ
サンボのさばくチャレンジのレビュー
説明書は入っていませんでしたが,レゴマリオのアプリから「サンボのさばくチャレンジ」を選択することで作り方が見られます。
なお,最近のものには神の説明書も付属するようになりましたが,詳しいのはデジタル版です。
本セットのメインは「サンボ」というキャラクターで,まずはそちらから作っていくことになります↓
パーツが多くて大変そうに見えるかもしれませんが,実際は同じ形のものを4つ作るので,徐々に慣れました。
サボテンの形をした生物ということでトゲトゲが特徴ですが,私の記憶だと花を咲かせて畑に隠れているサンボもいたはずです。
積んだ感じがまさにサンボらしくて好感が持てます。
レゴマリオを使ってサンボを踏むと,新しいワールドがアプリ上に追加されました↓
このような感じで,最初のワールドからどんどん広がりを見せていくわけです。
それでは次に,本セットでひときわ目を惹く「大きなハンマー」を作っていきましょう!
台座とハンマーを別々に作って組み合わせますが,だいぶ大きなセットが完成しました↓
あとは残ったパーツでサボテンなどのモニュメントを作っていきます。
オマケの「チョロプー」も目立っていますが,モグラの彼にもどうやら読み取れるコードが存在する模様。
ダルマ落としのようにサンボをやっつけていく感じは爽快でした。
パックンフラワーのバランスチャレンジのレビュー
続いて「パックンフラワーのバランスチャレンジ」のレビューです。
やや大型化した上,パーツ数も増えたためでしょうか,こちらは対象年齢が1つ上がって7歳からになっています。
高額な商品ほど対象年齢が高くなる傾向にあり,例えば2024年8月1日発売のクッパエクスプレスは定価が17480円で対象年齢は9歳以上です。
パックンフラワーの付いたシーソーの他,ノコノコはこのセットでしか手に入りません↓
クッパJr.のときと同様,甲羅が特徴的なノコノコです。
「スライダー」という名前のシーソーは,だいぶサイズが大きく,ダイナミックな移動を可能にします。
なお,パックンフラワーの組み立てのパーツはかなりの数ありましたが,同じものを2つ作る他,上あごと下あごの作りも似ているので,思ったほどは大変ではありませんでした↓
右のシーソーの真ん中にマリオが乗って,パックンフラワーにぶつからないように上手く左右に動けるとコインがもらえます。
コードを読み込むと,水平移動をセンサーが判別してくれる状態になるようです。
なお,ここではもう1つ「タイムブロック」というアクションブロックが手に入ります。
これは,チャレンジの制限時間を30秒間延長できるものです(1回切りです)。
なお,最初はよくわからずレゴマリオで踏んづけてみたのですが,「!」が表示されるだけで特に何の動作もしてくれませんでした。
「故障なのか?」と不安になってしまいましたが,それは違います。
スタートとなる土管をしっかり踏み,チャレンジを始めた状態にしてからタイムブロックを踏むことで作動することにご注意ください。
けっせんクッパ城!チャレンジのレビュー
お待たせしました!
最後に,個人的に拡張セットの名作だと思っている「けっせんクッパ城!チャレンジ」のレビューをしてみたいと思います。
箱の時点からすでに巨大で,スターターセットの4倍くらいの大きさがありましたが,袋も中からゴロゴロ出てきました↓
対象年齢は8歳以上ですので,すごく大変そうに見えます。
ですが実際に組み立ててみると,小袋の中身をほぼ全部使い切ってから次の袋へと移っていくので混乱しませんし,何を作っているのか想像しながら,作る過程も楽しめるので負担にはなりませんでした。
どことなく中華風のモニュメントで,同じものを2個ずつ作る作業が多めです↓
小袋は全部で11個ありましたが,6袋目からいよいよクッパ城の本体を作っていきます。
1袋では完成に至らず,作ったものにさらに肉付けしていくイメージです↓
途中パーツが1つ見当たらないなど(違うパーツにくっついていました)があって,10個目の小袋にたどり着く頃にはすっかり疲れ果ててしまいましたが,11番目の袋がクッパ本体を作るセットだったので,何とか最後まで楽しく作れました。
サイズ感や見た目のインパクトはかなりのもので,値段に見合うだけの作りになっています。
特にクッパをやっつけるところのアクションは非常に凝っていて,まさにラスボスという感じで大満足でした↓
クッパを退治するのはやっぱり大変でした笑 pic.twitter.com/KkyEjCsyIc
— さんくす (@thanks_redo) August 11, 2020
まとめ
以上,レゴマリオの拡張セットの概要と,実際のレビューとして,サンボとパックンフラワーそしてクッパが登場してくるものをいくつか紹介してきました。
拡張すればするほど多彩なコースが作れるようになり,色々な楽しみ方ができるようになります。
アプリを使うことでタブレット操作にも慣れることができますし,各アクションブロックの役割を理解して,その特性を生かせる配置になるように創意工夫することで論理的な思考力が育つので,レゴマリオを通した学びは小学校でのプログラミング教育にも役立つでしょう。
周りの大人は,良くできたねと褒めてやることを忘れず,是非一緒に楽しんでください!
新作であっても,クリスマスが近づくにつれ在庫が少なくなることが毎年の恒例となっています。
購入を考えている方はお早めに!