今回は「1/6ドールの魅力」について語ってみたいと思います。
私が最初に購入したのはママチャップトイのこなたでしたが,その発売が2008年だったので,ドール歴は17年ちょっとになるでしょうか。
なお,1/6ドールの有名メーカーとしてはタカラトミーが一番に挙げられるかと思いますが,私がこれまでに購入してきた数十体の顔ぶれをみるに,アゾン製のものが大半を占めていることにご注意ください。
とはいえ,同じ1/6ドールであれば他社製の衣装を使いまわせることが多いため,それこそリカちゃんの衣装やオビツ製のカスタムヘッドをアゾンのボディに着せることもしています。
ゆえに,以下の記事内容は,アゾンやオビツドールを中心にどのような魅力があるのか考えていくものです(ただし,最近はTinyfoxやBaby KUMAKOなどの1/6ドールも人気なので,そちらについてもできるだけ触れていこうと思っています)。
具体的には,ドール本体を入手するところから,衣装や小物などを調達して飾るまでを順々にみていきますが,オークションで買えるカスタムヘッドやドールハウスに興味のある方も是非お読みください!
1/6ドールとは

左:ママチャのちぃち,右:タカラトミーのリカちゃん
1/6ドールは,本来あるべき身長を6分の1に縮小した人形のことで,大体25cmを中心としたサイズ感になります。
実身長にして150cmというのは日本人で考えると小学校高学年くらいに相当し,ラインナップにそれ以降の年齢が多いのも納得です。
タカラトミー製のリカちゃんを筆頭に,アゾン製の各種ドール(キャラクタードールやえっくすきゅーとなど),ニューヨーク生まれのバービー,韓国生まれのプーリップやブライス,ボディで有名なオビツドール,その他,パラボックスやママチャップトイなどが含まれます↓
なお,1/6ドールの下に1/12ドール,上のサイズには1/3ドール(1/4ドールも含む)が存在するわけですが,それらと比べて1/6ドールは程よい存在感がありつつも飾りやすいのが魅力です。
1/3ドールだとサイズが50cmなどと巨大になるため,たくさん集めると置き場に困りますし,予算的にも1/6ドールの倍以上が必要になるため,気軽に手を出しづらいように思います↓

DD製1/3ドール,Max Factory製フィギュア,グッスマ製ねんどろいど
子どもに大人気のリカちゃんは除いて考えますが,オークションをみていると今は1/3ドール市場が盛況であるように感じられますし,落札価格が数十万円になることも当たり前です。
一方,1/12ドールはというと,1/6ドールと頭の大きさはほとんど変わらずで値段的にも大差なく,ねんどろいどのようなデフォルメされたキャラの魅力に惹かれる方も少なくないでしょう↓
メガネケースに入れてパッと持ち運び,ちょっとしたときに鞄から出して写真に撮りやすいところも使いやすいです。
その点,1/6ドールは実際の人間の頭身に近く,アゾンのキャラクタードールであれば,TVなどでおなじみのキャラクターがドール化されていることもあって,より手を出しやすいように思います。
可動できる部分が少ないフィギュアと異なり,アゾンやオビツボディのドールであればポージングの自由度が高めで,衣装を交換して雰囲気をガラリと変えることも容易です。
後述するように,たくさんの洋服やアクセサリーが装着できたり,手に物を持たせることも簡単にできます。
最近ではアイも入れ目のものが登場してきました。
自分の好みというのは意外と年数を経ても変わらないもので,一度惹かれたドールの服やボディーを変えて,ガーリッシュなドールをボーイッシュに変えることもそれほど難しくありませんし,置き方一つで違った表情を見せてくれるようになります。
目線をこちらに向けて飾る際も,ドールならば頭の向きを変えるだけで済みますが,フィギュアだとそう簡単にはいかないわけで,目線の高さや光の当たり方まで考えながら上手く飾る作業は想像以上に骨が折れると言えるでしょう。
ただし,1/6ドールの中に1/12のデフォルメキャラのような頭身のものが登場してきており,以下のようなものはここまでに紹介してきたものとはサイズ感が異なることに注意してください↓
デフォルメキャラ寄りの1/6ドール
Tinyfox,Baby KUMAKO,幼SD
これらのボディはオビツやアゾンのものとは別規格になるので,服に互換性はありません。
むしろ,海外のディーラーの主流は上の3種なので,その場合「1/6サイズ」と「azoneサイズ」のように扱われることもあるわけです。
参考として,Tinyfoxのレビュー記事を読んでみてください。
1/6ドール本体を購入しよう

アゾン製の明日小路ドール
さて,1/6ドールを購入してみようと思い立ったら,まずは本体を手に入れるところから始まります。
メーカーは在庫を抱えるのを嫌うので,本体は予約して購入することが多いことと,発売日が予定よりも数ヶ月遅れることはざらにあることを覚えておきましょう。
特にキャラクターものはアニメ放送中に予約が開始され,発売になる時までにアニメが終わっていることも少なくないので,到着するまでに熱が冷めてしまわないか,推しキャラが1クールごとに変わるような方は気を付けてください。
価格は付属品の充実度に左右されるものの,大体は2~3万円の範囲に収まり,ヘッドとボディと服がセットになった完成品の形で購入できることがほとんどです。
とはいえ,ヘッドだけを購入してきて好みのボディに取り付けることも可能で,オークションサイトを利用するような場合はこちらの方法を行うことになります。
むしろ,リカちゃんのカスタムや撮影(リカ活と呼ばれることが多い)においては,デフォルトボディを使わず,ピュアニーモ2エモーションSに代えることがむしろ前提のようにもなっているわけです。
オークションサイトなどを用いる場合,よほど人気のあるヘッドでなければ数千円で入手できるでしょう。
ところで,何も書かれていないのっぺらぼう状態のヘッドに,クリエイターが筆とアクリル絵具で顔を描き足したカスタムヘッドなるものも売られていて,こちらはこの世に一つしか存在しない貴重なものです。
なお,実際に有名メーカーのマスクデザインを担当しているような方が個人でカスタムヘッドをオークションに出していることもありますし,才能溢れる金の卵的なカスタマーを新しく発見する楽しみもあります。
ヤフーオークションのページで「1/6 カスタムヘッド」などの単語で検索してみてください。
リアル系であれば常時何かしらに入札できる状態になっているでしょうが,人気カスタマーのものは安値でスタートされるので決まって売り切れてしまうものです。
なので,金曜日あたりに検索することを何ヶ月か続けているとそういった盛り上がりに気付けるでしょう。
私自身,これまでにたくさんの良い出会いがありました。
入手後,ヘッドの穴とボディから伸びているアダプターがサイズ的に合わない場合,アダプター部分を紙やすりで削る作業が必要になることを覚えておきましょう。
無理にねじ込むと,ヘッド部分はソフビですので嫌な広がり方をしてしまいます(同一メーカーのヘッドとボディであれば問題ありません)。
なお,ボディサイズをどうするかによって,その1/6ドールの見た目を大きく変えてしまうことも簡単にできてしまいます。
例えば,同じヘッドのボディをピュアニーモフレクションのSとXSに変えてみただけでも雰囲気はこのように変わるわけです↓

左:ピュアニーモXS,右:ピュアニーモS
ピュアニーモのボディは肉感があり,シルエットが実際の人間に近くなっているのですが,やや扱いづらいところがあります(重めで倒れやすかったり,パーツが外れやすかったりします)。
ですが,実際の人を模したことで左右が非対称になり,見事な造形美であると高く評価されていることも事実です。
先ほどのリカ活の話は,まさにその表れでした。
一方,オビツボディは華奢で人形感が伝わりやすいのですが,その分ポージングが取りやすく,ドール本体や交換パーツの入手もしやすいです。
着せられない服はあまりないので,迷ったらオビツ一択だと思います。
もちろん,ピュアニーモよりオビツボディの方が似合うドールもあるので,一通り揃えておくのが理想です↓

もっとも,衣装の着こなしもボディの選択によって変わってくるものですし,ナチュラルやホワイトの色合いがヘッドと合わなかったりもするので,こればかりは実際に合わせてみないことにはわかりません。
カラーはナチュラル(フレッシュ)とホワイティ(ホワイト)が主ですが,メーカーによって同じ白色でも多少の違いがあったり,素材の違いで違う色にみえたりする他,それぞれに胸サイズが複数種類存在したり,男の子ボディが別に存在するものもあるなど複雑です。
服で肌が隠れる場合はほぼ気になりませんが,露出が多い服装を着せる場合にはある程度の妥協が必要になるかもしれません。
ここでは,最初はヘッドとボディを同じメーカーで揃えるのが無難であると言っておくに留めましょう。
とはいえ,先の画像で示した通り,ボディとの比率でドールが別人のように見えることは確かなので,自分の好みのサイズ感を追求することにはそれだけの価値があるとも覚えておいてください。
ピュアニーモのラインナップ的に,XSボディは小学生,Sは中学生,Mが高校生などと区別されているように思いますが,例えば本章の最初に示した明日ちゃんは中学1年生という設定ながらもMサイズボディがデフォルトだったりするので,そこまで厳密に区別する必要はないようにも感じます。
着せたい衣装が対応しているボディを選ぶようにするのも一理ありますが,小さ目であればオーバーサイズが逆に似合うこともありますし,きつくて着せられない結末を迎えてしまうよりも,精神衛生上,ずっと良いでしょう。
XSにピッタリサイズの服をMサイズに着せようとしたり,オビツボディにジャストな服をピュアニーモに着せようとしない限りは大丈夫だということです。
もちろん,Tinyfoxはアゾン(幼SDを除く)やオビツの服を着られません。
1/6ドール衣装を揃えよう

アゾン製キュートミリタリーセット
1/6ドールの本体が用意出来たら,次に衣装を購入します。
衣装一つでも雰囲気は大きく変わってくるので,各自の好みに合わせて好きなものをチョイスするのが良いでしょう。
とはいえ,欲しい衣装がようやく見つかっても,それが過去に発売されたものであれば,現在でも在庫が残っているお店を見つけることは困難です。
特にアゾンの服は1度タイミングを逃すと再販されづらいため,メルカリや駿河屋などで高値で買うか,ひとまずリカちゃん服に目を向けてみるのも良いかもしれません。
というのも,リカちゃんの服は在庫が豊富かつ安価で,小物類も充実しているからで,ここ数年で大人のリカ活が活発になったことで,質の高いアウトフィットも出てくるようになりました。
私の経験上,欲しい衣装を中古市場を頑張って探しても,5年も経てば今度は服の劣化が気になってくるものです。
例えば,靴やカバンに使用されている合皮や接着剤の劣化や,金属部のサビやゴムのへたりが気になることが多いように感じています。
なお,衣装に関しても各種作家様が販売するハンドメイド品が売られているので,オークションサイトやドールイベントを覗いてみるのがおすすめですが,今の時代はSNSで情報がすぐに流れてくるはずです。
その他のアイテムを集めよう

本体と衣装を揃えるだけで,1/6ドールの魅力は十分に引き出されますが,その他のアイテムがあることで,さらに魅力的にすることができます。
まずは,手に持たせたりドールの横に添えたりする小物類が挙げられますが,ハンドパーツとポージングを取り換えるだけでも受ける印象がガラリと変わるわけですから,ドールというのは大変奥深いものです。
ところで,今やドールハウスまでもクリエイターにオーダーできてしまう時代になっています。
メルカリなどで「ドールハウス 1/6」などと検索してみてください。
小物類も含めて検索結果に出てきます。
ドールの持つ世界観に合わせて背景にこだわってみるのも楽しいものです。
お気に入りの1体を,LEDで照らせる以下のような超豪華なショーケースに入れてみても良いかもしれません↓
座らせた状態であれば不要ですが,立てて飾る場合にはドールスタンドが必要になります(Tinyfoxのように重心が低く安定しているドールは自立可能です)。
この他,髪型を整えるために櫛やオイルミストやワックスがありますし,ケース無しでドールを飾る場合はブロアーやクリーニングブラシがあると,埃を簡単に除去できます↓

アゾン製ドールオイルミストとヘアコーム,VOLKS製ウォーターワックス,タミヤ製モデルクリーニングブラシなど
ドールの髪型を整える際は,「お湯パーマ」や「セルフカット」について学んでおくと良いでしょう。
アゾンスタッフりんごさんのドールブログなどを読んでみると,学びを深めることができます。
まとめ

以上ここまで,1/6ドールの魅力について,本体の購入方法や衣装・その他アイテムの紹介などと合わせて語ってきました。
本体はヘッドとボディのそれぞれにおいてはサイズや入手ルートを考える必要がありますが,衣装も含めて時期によっては入手が難しいことに注意してください。
いずれにせよ,小物や背景,さらには置き方にまでこだわることで,1/6ドールの魅力をより引き出すことができます。
個人的な意見ばかり述べてしまって恐縮ですが,少しでもこのサイズのドールに興味を持ってもらえたら幸いです。
1/6ドールの扱いですが,私はケースに入れずになるべく自分の近くに飾るようにしています。
ブロアーで定期的に埃を飛ばすようにして,太陽光のUVが当たらないようにすれば大して劣化しませんし,近くで見れば見るほどにその魅力が増すものだと思っているからです。
是非,購入したドールは目に入りやすいところに配置して,1/6ドールライフを楽しんでください!
最後までお読みいただきありがとうございました。