ジェンガの遊び方!ルールの確認と面白い豆知識

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おもちゃ愛好家|教育×Web運営専門家さんくす@行き先は在庫あり

さんくす@行き先は在庫あり

子どもの頃の夢はおもちゃ屋さん。東大院で研究に没頭したときの名残で,おもちゃの本質を徹底的に調べてしまいます。20年の指導歴で「賢い子は知育玩具に強い」と確信。ZOIDSやドールなど,自ら購入した逸品のみをレビューし,半永久的に残る「おもちゃ博物館」を建てるべく10年のWeb運営を継続中。詳しいプロフィールは 運営者情報 をご覧ください。

根強く売れ続けているおもちゃというのは,いつの時代においても楽しめるものです。

とりわけ,AIに取って代わられないものの価値がより高まっている昨今では,デジタル化できないアナログの魅力に多くが気づき始めているように思われます。

ゲーム機でテーブルゲームを遊んだときのことを考えてみてください。

非現実的なVRや演出などは凄いものになりそうですが,実際に手で触れて遊んだときの楽しさは感じられません。

どちらが優れているかの議論はしませんが,少なくとも両者は別物に感じられるでしょう。

おもちゃ以外のところだと,ダウンロードやストリーミングが席巻している音楽界でレコードの人気が高まっていることが知られていて,レコードの音質の方がハイレゾよりも良いと思う人が沢山います(参考)。

さて,今回レビューするのは世界的に有名な「ジェンガ」ですが,こちらも例に漏れず,子どもの知育目的から大人どうしの白熱した戦いまで,幅広い年齢層に受け入れられています。

様々なデザインのものが存在しますが,スタンダードなものは大変シンプルな見た目をしていて,本物の一級品とは飽きないように小細工を施す必要がないことを現代人に思い出させてくれるかのようです。

とはいえ,ルールに関してついつい忘れてしまうことが少なくありません。

当記事ではジェンガの歴史や豆知識も含めて,色々まとめてみることにしましょう!

ジェンガの歴史と基本知識

サイズの異なる2種類のジェンガを積み上げた様子

ジェンガの歴史ですが,1974年にイギリス人のレスリー・スコットという女性が開発し,1983年にロンドンで発売されたのが最初とされています。

つまり40年以上の歴史があり,日本でも1980年代に発売されました。

さんくす
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UNO(1971年)やモノポリー(1933年)や人生ゲーム(1960年)よりは後ですが,ファミコン(1983年)とは登場時期がほぼ同じです。

ところで,「ジェンガ」という言葉の由来が何であるかをご存じでしょうか。

私は知りませんでしたが,実はスワヒリ語で「組み立てる」を意味しているとのことです(参考)。

なお,ジェンガの仕様は

  • 同一の形をした54本の直方体のブロックから成ること

で,ルールは以下のようになります↓

ジェンガの基本ルール

  • 縦横3本に組み上げた18段のタワーの状態から開始する
  • 最上段以外の段から片手のみを使ってブロックを抜き,最上段に積み上げる
  • 上から2段目のブロックに関しては,最上段に3本揃っているときのみ抜くことができる
  • タワーを崩したら負けとなる

とはいえ,後で紹介しているように本数やブロックの重さやデザインが違うジェンガもたくさん売られていますし,ルールもブロックを抜く際に使用できる指まで指定するようなローカルで細かいものが数多く存在するわけです。

競技ではなく遊び目的であれば,自由に楽しむことこそが第一の目的であることを決して忘れないようにしてください。

学生時代を思い返してみれば,普通ではない遊び方の方が面白かったはずです。

大手玩具メーカーが取扱説明書に記載しているルール(次章で紹介)に厳密に従うのも一つですが,私のおすすめは,

  1. ブロックに触れてしまったら必ずそれを抜かないといけない
  2. ブロックを叩いて抜けそうかどうかの判断をしても構わない

のいずれを採用するかだけを開始前にみんなで決めておき,あとで何か判断に迷う局面が訪れた際はより楽しめる遊び方を優先することとなります。

ところで,ジェンガは単純な積み木のパーティゲームのように考えられがちですが,1人で黙々と積む作業に集中したり,ワンプレイだけで数十分かかる白熱したバトルを繰り広げたりすることも可能です。

ジェンガが得意な芸能人は少なくなく,西野七瀬さんによるジェンガタワー(2020年7月4日にフジテレビの番組で披露)も凄かったですが,私がこれまでに最も感動したのはオードリーの若林さんによる素晴らしい勝負術です(「オードリーさん,ぜひ会って欲しい人がいるんです」など)。

さんくす
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2026年は「スクール革命!」の企画でフェンシングジェンガが披露されました。

他にも,テラスハウスのようなお洒落な若者が遊ぶドラマ内で再三登場してきていますし,カルテットというドラマではフライドポテトをジェンガのように見立てて積み上げて食していましたし,小さな子どもが積み木代わりに使うなど,年代問わず幅広く遊ぶことができます。

是非,ジェンガプレイ中の独特の緊張感を楽しんでください↓

なお,目指す指標としては30段が一つの目安とされており,その場合,タワーの高さは開始時の3倍になるという話ですからこれまた驚きです。

海外の動画を観ると「36段」などのとんでもない記録が打ち出されているので,1人で記録にチャレンジする方はこうした数字を念頭に挑戦してみてください。

 

 

ジェンガのレビューとルール

通常のジェンガとジュニア版の比較

ここではタカラトミー製の通常のジェンガ(クラシック)と「ジュニア」と呼ばれる簡易版の2つを比較しながらレビューを行ってみましょう!

発売時期はそれぞれ2010年と2009年と昔になりますが,今だと前者はハズブロ社のものが利用でき,後者はエポック社のドラえもんブロックタワーゲームが似た使用感です。

さんくす
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ハズブロ社のものに「ミニ」と呼ばれる簡易版がありますが,素材はプラスチックではなく,本数も通常の3分の1(18本)しかないことにご注意ください。

まずはクラシックですが,天然の木材を使って作られているため,良い木の匂いがします↓

クラシックタイプの通常ジェンガ

持つとかなりズッシリときますし崩れたときの音も重厚なものです。

天然木を使用していますが,トゲでケガをしたり衣類や指を汚すような雑な作りにはなっていません。

一方のジュニア版ですが,ブロックがプラスチックでできているため軽くて小さい上に値段が安く,気軽に持ち運びできます↓

ジェンガジュニアの外観

両者を比べると,木製のジェンガは安定性に優れていて高級感がありますが,プラスチックのジュニア版は素材の性質上,スルっと抜ける感覚が気持ち良いです。

重量があってタワーが高くなる分,ゲームの緊張感は前者の方が大きくなり,物理の知識を使えばこれは位置エネルギーのせいだと説明できる他,生物学的な視点でみると「感動は恐怖することで生まれる」ことの好例と言えるでしょう。

取り扱い説明書に書かれていた詳しいルールを以下に記しておきます↓

  1. 順番を決め,最初の人から右回りにゲームを開始する
  2. 最上段以外のブロックを片手で抜き取り,一番上に互い違いになるように乗せる
  3. 1層が3本になるまではその上に積むことはできない
  4. 抜く際に他のブロックに触れてもよく,途中であきらめて元に戻し,違うブロックに移っても構わない
  5. 積んだ人は,積み終わってから10秒待つか,次のプレイヤーがブロックに触るまでが責任時間となる
  6. 崩してしまった人が負け

ここで注目したいのは,上で赤字にした記述がジュニア版のルールに存在しないことです。

推察するに,こうした違いがローカルルールを生む要因になったのでしょう。

とあるテレビ番組で,タワーが完成して10秒以上が経過していたものの,相手がブロックに触れる前に自然とタワーが崩れてしまうハプニングがあったのですが,その際,プレイ開始前に責任時間をどうするか決めていなかったということで,判定結果は「引き分け」となりました。

この事件は,開始前に取り決めを行うことの重要性を私たちに教えてくれるものです。

その他,私がジェンガのTV対決の際に見かけた特殊ルールとして,「上から3段は触ってはいけない」というものや「2本積んだ時点で1段とみなす」ことがありました。

ある程度,識者から意見を得られるテレビですらこのような有様ですので,ジェンガのルールに関して一つの絶対的なものがあるとは考えずにやっていくのが良さそうです。

ちなみに,プレイヤー間であまりに実力に差がありすぎるときは,強い人は「利き手を使えない」ようにし,弱い人の場合は「両手を使ってもよい」などのオリジナルルールを追加するのが良いでしょう。

さんくす
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我が家の例ですが,積み木のように人形の家を作ってみたりドミノ倒しをして遊んでみたりすると子どもたちは楽しそうです。

 

 

ジェンガのバリエーション

前章で紹介したクラシックやジュニア以外にどのようなジェンガがあるのでしょうか。

製造元や年代も考慮するとバリエーションは数百種類にも及ぶ可能性がありますが,大きく分けると3つに分類できそうです。

さんくす
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ジェンガという商標に限定しなければもっと多くなりますが,ここではジェンガの名を冠するものに注目します。

ルール追加版

より楽しくするために特殊なルールや装置が追加されたジェンガがあり,例えば上のパスチャレンジではトレイごと持ち上げて相手に受け渡さなければいけません。

タイマー入りのジェンガで遊べば,ローカルルール作りの参考になるでしょう。

ラブジェンガNEXTは2006年のもののリバイバルで,ブロックごとに何らかのコミュニケーションを行うための指示が書かれており,合コンやパーティに用いられます。

ルール追加版の例

ジェンガパスチャレンジ(ハズブロ,2018),ラブジェンガNEXT(タカラトミー,2014),イマドキジェンガ(タカラトミー,2012),恐怖ジェンガ(タカラトミー,2012),ジェンガブーム(ユーエース,2012),人生ジェンガ(タカラトミー,2010),ラブジェンガ(トミーダイレクト,2006),ジェンガウルティメイト(トミーダイレクト,2003)など

 

見た目変更版

人気キャラクターの絵柄や特殊なカラーリングを施したジェンガがあり,含まれるセットもフィギュアやカードの他,その世界観にちなんだ小道具が付いてきます。

素材も木製やプラスチック製に限らず,紙製や段ボール製のものまであるくらいです。

見た目変更版の例

ジェンガスーパーマリオ(ハズブロ,2020),ジェンガフォートナイト(ハズブロ,2020),ジェンガXL(タカラトミー,2015),ハローキティジェンガジュニア(タカラトミー,2013),LINEジェンガジュニア(タカラトミー,2013),ジャンボジェンガ(タカラトミー,2011),ブラックジェンガ(タカラトミー,2007),ウルトラマンジェンガジュニア(トミーダイレクト,2004)など

 

新スタイル

最近になると,従来のジェンガと見た目や遊び方が大きく異なるものが登場してきました。

「ジェンガでブロック!」はチーム戦で,カードを引いた人が仲間に使用するブロック等を指示して組み立てさせるものです。

木製ブロックは28個と少なくなっていますが,他にカード200枚と王冠ブロックが含まれます。

ブロックの形もこれまでにないものです。

その他のジェンガ例

ジェンガでブロック(ハズブロ,2022)

なお,ジェンガではなく先の「ブロックタワー」や「バランスタワー」などと別名で呼ばれるものはここかひとつ前のものに分類されることが多くなっています。

 

 

まとめ

ジェンガで作った塔とドミノ

以上,テーブルゲームの決定版,ジェンガの遊び方を中心にレビューしてきました。

今回紹介してきた内容のうち,覚えておきたい知識としては,

  • イギリスが発祥地
  • 片手でのプレイが基本
  • 他のブロックに触れても良い
  • 積んだ後は10秒間待つ
  • 1人でやる場合は30段を目指す
  • 様々なジェンガが存在する

が挙げられるでしょう。

最後に触れたジェンガのバリエーションですが,数字が印刷されていたり自分の名前を入れられたりカラフルな物やキャラクターものや大きいものがあったりと,時期によって手に入れられるものが違うので,遊びたいと思ったものを直感で選ぶと良いと思います。

迷うようなら最もスタンダードなクラシックがおすすめで,オリジナルルールの追加をどうするかに頭を使うようにしてください。

おもちゃのレビューサイトとして,この度,世界的に有名な「ジェンガ」をやっと記事にできたことに安堵しています。

対象年齢は6歳からとなり(物によっては15歳以上のものもありますが),子どもの手先を器用にしてくれては積み木代わりの知育おもちゃとして用いることができ,大人になれば様々な方法で楽しめる長寿命のテーブルゲームというのが当サイトの結論です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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