今回ですが,ゾイドワイルドから「ガトリングフォックス【キツネ種】」のレビューをしていきたいと思います。
これまでにいくつか種類が出ていますが,VTuberの白上フブキ専用のものです。
独特の色合いが気に入ったので,デザインに注目して楽しんでいただけたらと思います。
ガトリングフォックスとは
タカラトミーの公式サイトの情報によると,機体の性能は以下の通りです↓
基本情報
全長:8.9m
全高:4.6m
体重:41.0t
最高速度:260km/h
IQ:160
まとめると,スピードが速く,大変に賢いゾイドと言えます。
特徴的な武装はリフレクトイヤーズ,パルス圧縮レーダー,2連ソードオフ・ショットガン,A-Zインフィニティガトリング,ダブルバスターライフル,オプティカル・ステルスアーマー,マルチプルランチャーです。
実際,同じ見た目のガトリングフォックス(バーンブラッドが騎乗)がアニメに登場しており,グレーを基調としたボディーから比較的地味な印象を受けました。
とはいえ,そう感じるのは当然のことで,ガトリングフォックスが得意とするのは光学迷彩機能(装甲と骨格が透明になる)を使ったステルスによる隠密行動や諜報活動です。
とはいえ,いざ戦闘となったときに弱いかといえば決してそのようなことはありません。
まず,尻尾のマルチプルランチャーから閃光弾やフレア弾を発射できます。
前者はスタングレネードとも呼ばれ,強烈な光や音を発して視覚や聴力を奪うことが可能で,後者は熱を発することで敵の赤外線誘導ミサイルを誤誘導することが可能です。
次に攻撃手段ですが,進化解放することで幻影機関砲によって敵を蜂の巣にすることができます↓
- 幻影機関砲:背中のA-Zインフィニティガトリングとダブルバスターライフルを前方に展開し,高速回転させながら銃弾を連射する
そして,今回紹介するのが「白上フブキ専用ガトリングフォックス」となるわけですが,美しく品の良いカラーリングと追加武装が特徴的です↓
もっとも,武装自体は新規造形ではなくゾイドワイルドの改造武器を買ってきましたで紹介したZW30と同じ内容ではあるのですが,こちらもカラーリングが異なっています。
それでは次章で組み立ててみたときの感想をまとめてみましょう!
ガトリングフォックスを組み立てたときの感想
パッケージですが,表面と裏面という感じではなく,両方が表面と言っても構わない仕様です。
白上フブキさんと言えば,ホロライブに所属するキツネのVTuberで,今回のガトリングフォックスはまさに彼女をゾイドにしたカラーリングになっています。
ホロライブの紹介画面のカラーリングをよく覚えておきましょう↓
黒い衣服の上に白い上着や白髪が映え,水色のスカーフが良いアクセントになっています。
このことを念頭に作っていきますが,骨格形態を復元したときの状態がこちらです↓
喉元のパルス圧縮レーダーと背中に担いだA-Zインフィニティガトリングの水色が綺麗ですね。
本来のゾイドになさそうな色が使われるのがコラボ製品の良いところだと思います。
キャップの色はオリジナルですが,淡い藤色で品の良さが醸し出されているように感じますが,いかがでしょうか。
骨格復元をする際は動きに関わるパーツに気を付けて組み立てましょう。
私は昔ディメトロドンを作ったときに,パーツを付け忘れて,頭部が動作しなかった悲しい思い出があります。
後で必要パーツがランナーにつけっ放しになっていることがわかりましたが,今はランナーから切り離す必要がないので,使っていないパーツもすぐわかって良いですね。
完全形態を復元すると,いよいよ白上フブキさんに似た色合いになります↓
品の良い忠実なキツネのイメージです。
目の色はエメラルドグリーンで,彼女の瞳の色に近づけられています。
前から見るとなんとも間抜けな子に見えてしまいますが,バラモスゾンビのような感じです↓
もっとも,耳も着けて顔回りを完成させるとはかなげな表情に変わるのですが。
尻尾には五芒星のマークを確認することができます。
特に耳と尻尾についてはモノトーンカラーで色が分けられていてパッキングも別々になっていました↓
ゾイド好きだけれど白上フブキさんに詳しくない人もここまでの知識を付けておけば理解しやすいですね。
完全形態を復元するときは上下左右に気を付けて取り付けるようにしましょう。
最後に改造武器であるアサルトブーストユニットを組み立てます。
色は濃い目のブルーで,青系の色合いが好きな私は大満足しました↓
最終的な出来上がりはどうなったでしょうか。
白上フブキ専用ガトリングフォックスの完成形
白上フブキ専用のガトリングフォックスにはアクリルスタンドも付いていました。
サイズはライダーと同じくらいなので,リアルではこのような比率になるのでしょう。
乗せてみるとこのような感じになります(アクスタの全長は7.5cmくらいです)↓
なお,このガトリングフォックスと似た造形のハンターウルフとも比べてみたのがこちらで,前者はオオカミ種で異なるものの,似た部分を多く見つけることができます↓
もちろん,パーツの多くは互換可能なので,もしゾイドを複数持っている方はカスタマイズを試してください。
まとめ
以上,ZW34ガトリングフォックスについてのまとめ記事でした。
白上フブキさんを知っている知っていないにかかわらず,オリジナルにはあまり見られないカラーリングで,青系の色と白がガトリングフォックスに備わった元々の賢さをより明確にしてくれています。
なお,購入はゾイド博の会場または墓場の画廊における事後通販のみで,2024年5月現在はまだ販売されていますが,販売価格は6050円です。
最近はゾイド40周年ということもあって大変盛り上がっていますが,こうした企画が増えるのは大変喜ばしいことで,願わくばゾイドというコンテンツが末永く続くことを祈っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。