2024年10月,再びあのうまれてウーモが帰ってきました。
その名も「うまれて!ウーモ アライブ」です。
最後にウーモが販売されてから実に数年が経過しているわけですが,今回のアライブはどのような驚きを携えての再登場となったのでしょうか。
これまでに注目を集めた,ウーモの販売状況や不具合,そして機能の3つに注目してみていきたいと思います。
うまれてウーモ アライブの販売状況
うまれてウーモについては,初代が出た時に毎日のように販売状況を呟いてきた私です。
ちょうどこのサイトもウーモがきっかけで誕生しており,またこうしてウーモ関連の記事を書くことになるとは思いませんでした。
というのも,ここ数年の間,何も音沙汰がなかったからです。
ちょっとこれまでの販売の歴史についておさらいしておきましょう↓
商品名 | 発売年 |
うまれてウーモ | 2016 |
うまれてウーモミニ | 2017 |
うまれてウーモ キララメガーデン | 2017 |
うまれてウーモ ワォ | 2018 |
おっきなうまれてウーモ | 2019 |
うまれてウーモ ベイビー | 2019 |
うまれてウーモ アライブ | 2024 |
うまれてウーモミニ アライブ | 2024 |
そもそもウーモは海外のおもちゃで,その名前をHatchimalsと言います。
よく見るとパッケージにそのように書かれていますが,「うまれて!ウーモ」というのは日本で付けられた商品名です。
英語で「hatch」とは卵から生まれることを指しますから,実際,素晴らしいネーミングだと思います。
さて,そんなうまれてウーモですが,デビュー当初は在庫がなくて大騒ぎとなりました。
YouTubeやブログ界は今よりもずっと活気があり,多くのメディアが沢山のおもちゃをPRしては物凄い宣伝効果を発揮していた時代です。
しかし今では潮目が変わり,間にはパンデミックもありました。
そんなこんなで,うまれてウーモも2020年から約4年間音沙汰がなかったわけです(海外の製造元自体はウーモミニを中心に新商品を展開してはいました)。
ですが,このたびアライブがウーモミニと同時に発売となり,在庫状況も当時と比べれば良好です。
全種類ではありませんが,タカラトミーの公式サイトでクリスマス直前まで何らかの在庫がありの状態でした。
うまれてウーモ アライブの不具合の発生状況
うまれてウーモは卵を割って出てくるのが大きな魅力のおもちゃになります。
しかし,その作業はウーモにとってみればだいぶ難しいことのようで,
楽しみにしていましたが生まれてきませんでした
という嘆きのバッドコメントが,クリスマスの日を境に急増するところまでがお決まりです↓
ですが,年々不具合を訴える方の数は減ってきており,メーカー側の返金等の対応も含めて,改善されてきていることは確かで,それにはこれまでのノウハウの蓄積が大きいのでしょう。
今回のアライブにおいて,これまでに不具合が報告されていないわけではありませんが,クリスマス直前までに遊ばれた方のコメントは先に示したように良好(星5個中4.4個)で,みなさんのウーモが無事にふ化することを祈っています。
ちなみに,今回のラインナップは以下の通りで,一番人気はパフィコーンのようです↓
うまれてウーモ アライブ(全8種)
パフィコーン:スカイタイプのミスティかアイスタイプのスノーウィーが生まれる。
ドラグル:ウォータータイプのスプラッシュかファイヤータイプのフレイムが生まれる。
パッパディー:アイスタイプのブリッチーかウォータータイプのマリーナが生まれる。
パンドゥー:スカイタイプのエアリーかウォータータイプのパーラが生まれる。
ウーモミニではより顕著ですが,基本的にはブラインドドール(中身がわからない形)での提供となるので,片一方を狙い撃ちできないところがもどかしいですが,それがこれまでのHatchimals社の方針ですから,今更変えるわけにもいかないのでしょう。
うまれてウーモ アライブの機能紹介
うまれてウーモの最大の魅力はふ化することで,その後にできることは機能的にイマイチということで,次第に遊ばれなくなってしまうのが多くのユーザーの悩みの種でしたが,アライブは生まれた後の機能はどうなっているでしょうか。
すでに初期のウーモの機能については以下で詳しく語ったので,今回のものと比較してみましょう(今回のものと同じところもあるので多少は参考になるように思います)↓
届いた箱を開けるとまずはタマゴの時期から始まりますが,アライブには魔法の羽が付いてきますので,それをタマゴに挿すことによって心音を聞けるようになります。
この時期に行うことができる動作は4つあり,そのどれもにウーモが何らかのリアクションをするはずです↓
- 抱っこする
- トントンする
- 持ち上げる
- 揺らす
いずれにおいても,卵を割らないように注意してください。
生卵を落としたら割れちゃうよね。このタマゴも同じだよ,気をつけようね
などと声掛けしましょう。
続いて,ふ化段階に移行しますが,この期間はタマゴが虹色に光るところからバースデーソングを歌うまでの間を指します。
ふ化後のタマゴの処理ですが,殻の部分を手で取り除きつつも,底の固くなっている部分は巣として用いることに注意してください。
単なるウーモの保管場所ではありません。
巣にセットするとウーモのお腹の色が変わる他,曲が流れたりダンスをしたり,いないないばあのギミックまで搭載されているので,うっかり捨ててしまわないよう注意しましょう!
なお,ふ化後のウーモは,基本的に腹部の光の色で気持ちを伝えてきます↓
ウーモ アライブの光の色と気持ち
白:遊んで欲しい
緑:病気
ピンク:幸せ
虹:とても幸せ
青:話かけて欲しい
紫:巣に戻してほしい
初代ウーモでは目の部分が光りましたが,アライブはお腹が光るところが違いです。
また,光る色のバリエーションは減ったものの,初代はむしろ色数が多すぎると感じるくらいで,黄色とオレンジ色の違いが曖昧だったり,点滅するかどうかで意味が変わったりと覚えるまで時間がかかってしまったので,むしろアライブくらいが丁度良いでしょう。
細かい機能に関しては表にしておきました↓
機能 | 初代 | アライブ |
くすぐる | 〇 | 〇 |
撫でる | 〇 | 〇 |
怖がる | 〇 | |
キスする | 〇 | |
しゃっくり | 〇 | |
ごはん | 〇 | 〇 |
遊ぶ | 〇 | |
病気 | 〇 | 〇 |
声まね | 〇 | 〇 |
歩く | 〇 | |
飛ぶ | 〇 | |
踊る | 〇 | 〇 |
リズムゲーム | 〇 | |
追いかけっこ | 〇 | |
旗揚げ | 〇 | |
質問に答える | 〇 | |
演奏する | 〇 | |
いないないばあ | 〇 |
〇を付けたところはその機能が存在することを示している他,赤はアライブのみに搭載された機能で,青は初代のみです。
このように比べてみると,アライブは全体的に単純化されており,それにより操作がわかりやすくなっているように思います。
とはいえ,これまでと違って飽きが来ないかと言われると,そこまで真新しい機能はないので,大きくは変わらず,長く付き合っていくには所有者の愛が試されることになるでしょう。
まとめ
以上,生まれてウーモからアライブの販売状況・不具合・機能を中心に,初代ウーモと比較しながら見てきました。
前回発売されてから数年ぶりの新シリーズということで,使用される色や機能の数は減ったものの,より動作が安定してきたように思います。
もっとも,タッチの時間を変えることで動作は変わりますし,定番の動きは相変わらず楽しいものに仕上がっていました。
ウーモの声まねやダンス機能は特に評判が良いものですし,羽を使ったアクションがあるのは今回のウーモならではです。
見た目も初代よりずっと良くなりました。
一番の魅力であるふ化イベントを目いっぱい楽しんだら,その後はお世話や各種アクションやゲームを堪能しましょう↓
最後までお読みいただきありがとうございました。