今回は日本けん玉協会に認証されている「大空けん玉」についてレビューしてみようと思います。
定評ある山形工房が作る国産品のけん玉で,公式大会の認定技に挑戦してみてください!
本記事ではセット内容に加え,山形工房の動画についてや「けん玉上達ブック」という市販本についての紹介もしていきます。
大空けん玉について
「大空けん玉」は2008年に誕生したけん玉で,パッケージ下に堂々と書いてあるように,日本けん玉協会の認定品です。
認定されるためには厳格な規格に合致しないといけないわけで,本商品をけん玉の級・段位試験の受検や公式の大会にて使うことができますが,この大空けん玉の製造元の山形工房は長きにわたって製造指定工場に選ばれています。
色々なカラーバリエーションが用意されている他,Premiumシリーズ(グリップ力がある塗装により静止系の技がやりやすいもの)やStreetシリーズ(前面に塗装を施したもの)と呼ばれるものがあるのが特徴です。
仕上げによって値段も結構違う上,人気なのか品切れのものも多く悩みましたが,今回は日本を感じさせる「さくらピンク」を購入してみました。
パッケージを開けると,けん玉本体と予備の糸,そして解説書が入っています↓↓
大変きれいなけん玉で,玉はつるつるです。
剣先を見たとき,自分がこれまで出会った安いけん玉とは違うことがわかりました(一番最後の写真を参照のこと)。
公式認定の証であるシールが中皿の近くに貼られていることが確認できた他,糸はナイロン製なのですね。
切れた時はどう直すのかなど心配になりましたが,解説書が付属しており,糸の結び方はもちろん,各部の名称であったりけん玉の持ち方,そして技についても11種類載っていました↓↓
技についてさらに知りたい場合は,製作元が作成したYouTube動画を利用することが可能です。
私はこのような動画が利用できることを知らず,けん玉協会が監修したDVDをあわせて購入したのですが,それはそれで役に立ちました。
どちらも詳しくは次章以降で紹介しますね。
なお,他社製にはなってしまいますが,大空けん玉がぴったり入るケースも売られていました↓↓
ケースには大空けん玉に合わせたくぼみがついており,上の写真のようにぴったりと収納して持ち運ぶことが可能です。
色も複数から選べるので,一緒に買ってみてはいかがでしょう。
山形工房の動画チャンネル
さて,先の取扱説明書にQRコードが載っていたのでアクセスすると上のようなページが開きました。
取扱説明書にあったような内容(概要や組み立て解説)の動画に加え,けん玉の技解説⑬~㉚で新しい技を18種類ほど追加で学べます。
初心者の私からすると,「こんなことができるのか」と思うような神業的なものばかりですが,大空けん玉の作りはこれまでに触ったけん玉とはひと味違い,技がやりやすい感じがあるのは事実です。
実際に動画でやっているのを見ると,不思議と自分にもできそうな気がしてきます。
技の紹介動画についてですが,まずは映す角度を前からと横からに変えて実演したものが映し出されました↓↓
このとき段位や難易度も確認できます。
続けて技のやり方について,詳しい文章とスロー再生とともに学びましょう↓↓
真上から見た映像もあり,また違った感覚で理解が深まったように思います。
なお,以下の動画では,大空けん玉の簡単なカラーバリエーションも確認できるので,公式動画チャンネルのリンク紹介がてら観てみてください↓↓
けん玉上達ブックのレビュー
続いてですが,こちらは先に触れた「けん玉上達ブック」になります。
成美堂から出版されていますが,日本けん玉協会が監修しているものです。
本書の内容ですが,基本姿勢や持ち方について学んだあと,基本技10種類→応用技9種類→組み合わせ技10種類→ウルトラ技11種類の紹介と,最後に豆知識が載っていました。
これ1冊で必要な情報はすべて揃うのが良いですね。
さらにはDVD付きなので,技については動画を使って確認できます↓↓
先のYouTubeと違うところとしては,スーパースローになっているのでより動きがわかりやすいところと,本とも連動しているので,そちらから検索して観たいものを探すことができ,簡単に観たい映像を探せるところでしょうか。
技の数も先の動画は30種類でしたが,こちらには48種類が収録されています↓↓
一度DVDを観てから本を読むとその内容をすぐに思い出せましたし,認定合格ポイントや魔法のアドバイスなどのためになる内容も散見されます。
特に,章の間にあるコラムが興味深く,けん玉のしまい方など参考になりました。
豆知識では手入れ方法や大会の日程についての理解を深めることが可能です↓↓
自由研究などにも使えそうです。
まとめ
以上,山形工房の製造する大空けん玉のレビューでした。
その見た目は素人目でも高品質なことがわかるもので,早速いくつか基本技をやってみましたが,とめけんをやってみた際に「けん玉が良いと,こんなにも簡単にあこがれの技ができるものなのか」と驚きました。
実際は自分で使うよりも誰か子どもに使ってもらおうと思っているので,けん玉上達ブックも一緒にあげると喜ばれるのではないかなと思っています。
欲を言えば,バインダー的な形式にしてもらい,開いた状態で固定できるようになっていたらより良かったのですが,その分値段が高くなってしまっては本末転倒ですよね。
個人的には,これまでまったく知らなかった技も含めて,色々挑戦してみようと思います。
スポーツトイの王道と言えばやはりけん玉です。
5歳くらいから遊べる知育玩具としても名前が挙がるほどですので,興味のある方は是非大空けん玉を買ってみてください↓↓
最後までお読みいただきありがとうございました。